ヴァン猫へ援助の手を―ヴァン猫保護協会会長の訴え
2010年01月07日付 Radikal紙


 ヴァン猫研究センター所長のアーオール教授はヴァン猫の血統が消滅するのを回避するために資金援助をお願いしたいと述べた。

 ユズンジュ・ユル大学(YYU)「ヴァン猫研究センターおよび猫の家」の代表を務めるザヒド・アーオール教授は、ヴァン猫が2010年バスケットボール世界大会のイメージキャラクターに選定され非常に嬉しく思っていると述べ、「『猫の家では備品やエサが足りない、これらもどうにかしてくれる?』とヴァン猫が言っている」と話した。

 白い毛で左右異なる色の目を持ち、世界中に様々な種類の猫がいる中で、この地方特有の種であり、トルコの生きた文化遺産であるヴァン猫が、8月にトルコで行われる2010年のバスケットボール世界大会のイメージキャラクターに選ばれたことで、地元ヴァンでは大きな歓声が湧いた。

 ヴァン猫研究センターのアーオール所長は、ヴァン猫の血統を守るためにユズンジュ・ユル大学の組織内に設置されたヴァン猫研究センターで、15年以上もの間努力してきた述べ、ヴァン猫種は、彼らの科学的研究の結果保護に成功したと語った。

 長い間種の保存のために彼らが奮闘してきたヴァン猫が、2010年のバスケットボール世界大会といった大きな大会のイメージキャラクターに選定されたことで、自分自身だけでなく、センター職員も大いに喜んだと述べるアーオール教授は、2009年12月15日にイスタンブルで行われた大会の対戦相手を決めるくじ引きにも、「猫の家」からヴァン猫が一匹参加したと語った。

 ヴァン猫がイメージキャラクターに選定されたことを、チャンスにつなげようと、猫の家としても取り組みを開始したと話すアーオール会長は次のように明かした。

「ユズンジュ・ユル大学ヴァン猫研究センターに、15年以上尽力してきた者として、ヴァン猫がこのような大会のイメージキャラクターに選ばれたことを大変嬉しく思います。この件についてご協力をいただいた全ての方々に感謝申し上げます。ヴァン猫がトルコに生存する多数の動物の中でイメージキャラクターに選ばれ、トルコとしてもヴァンとしても、とてもよい宣伝となりました。特に大会が夏に開始されることで、ヴァンがさらに話題となるでしょう。観光業に携わる人はこのことに気づくはずですし、ヴァンの経済にも大きく貢献してくれるでしょう。ご存知のように、ヴァン猫のために今日まで、特に我々の大学では大変な努力をしてきました。この文脈の中で、我々は、特に経済界の人々、そして政府関係に呼びかけをしております。ヴァン猫は世界中に様々な種類の猫がいる中で、この地方特有の種で、トルコの生きた文化遺産である。この文化遺産を保護するのは全ての人の責務である。よって文化観光省と経済界から「猫の家」への支援を期待します。ヴァン猫がイメージキャラクターに選定されたことは素晴らしいことだが、このことがヴァン猫にとって援助につながることが必要です」

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(翻訳者:永井ひとみ)
(記事ID:18219)