高等教育機構、外国人学生の入試方法を全面見直し
2010年01月21日付 Hurriyet 紙

高等教育機構(YÖK)は、トルコの大学で学ぶことを望む外国人学生のための、外国人籍学生試験(YÖS)を廃止することで合意した。

YÖK会長ユスフ・ズィヤ・オズジャンが議長を務め、YÖKで開かれていた総会は終了した。
発表によれば、総会で外国人学生の受け入れ方針の、全面的な見直しが行われた。
この中で、外国人学生の受け入れを望む大学は、YÖKの承認の下、これらの学生の受け入れが認められることになった。これに関する発表では、次の様に述べられた。
「外国人学生を受け入れる高等教育機関は受け入れ定数を申し出、大学入試センター(ÖSYM)がそれを集計し、YÖKが決定を下し『外国人学生ガイド』に記載すること、そして受け入れを希望する大学は準学士レベルおよび学部レベルの第一学年と第二学年、遠隔地教育と通信教育のプログラムにその定数を割り当てること、そしてこれによりYÖS試験は行われないことが決定された。

大学がこの条件の下で学生を受け入れるために、まず外国人学生の本国での試験、国際的な試験、中学高校時代の成績の平均点、大学による試験あるいはそれに代わるような試験を、外国人学生受けいれ時に用いることになる。そしてこれらの結果、最低点を取った外国人学生の受け入れ方針は、大学執行部による指示もしくは規則という形でまとめられ、YÖKの承認を得なければならない。

さらに、大学で教授法教育が明確な基準のもとなされることも強調された。そして今後、この基準を満たす大学の教授法プログラム設置要求が、審査されることになると述べられた。

発表では、多忙であることを理由にイゼット・オズゲンチ氏が会長職を辞任し、後任に会員のイェクタ・サラチが選出されたことが明らかにされた。

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( 翻訳者:百合野愛 )
( 記事ID:18311 )