初・中等教育学校、明日で一学期終了、でも通知表もらえない?
2010年01月21日付 Hurriyet 紙


 明日、初・中等教育学校の1学期が終了し、休暇に入る。しかしながら生徒達が通知表をもらえるかどうかがはっきりしていない。通知表は国民教育省の公式サイト内「e-学校」で作成されている。しかし、このサイトが2日間アクセス出来ない状態であり、多くの学校で通知表の作成が出来ていない事態となっている。

 教育労働組合コンヤ支部のヴェリ・デミル支部長は休暇を前に、明日、初・中等教育学校に通知表が配布を予定し、通知表が国民教育省の公式サイト内「e-学校」で作成されているが、2日間アクセス出来ない状態であると発表した。デミル支部長は多くの学校で通知表の作成が完了していないと話した。

 デミル支部長は「生徒の点数、出欠、そして住所の情報をサーバーに集約している。学校管理者は生徒に関する情報を『e-学校』へ登録する。生徒の保護者は付与された暗証番号でこのサイトへログインし、生徒の様子を継続的に把握することができる。この『e-学校』には生徒たちへ配布している通知表のひな形も保存されている。学校管理者や教師たちはこれをもとに通知表を作成している」と話した。

 この「e-学校」に登録されている点数が通知表にも反映されていると話すデミル支部長は、「しかしながら、ここ2日間このサイトにアクセス出来ずにいる。情報によると、多くの学校でサイトにアクセス出来ずに通知表を作成できずにいるようだ。もしも明日の午後までサイトにアクセス出来なければ、多くの学校で通知表を配布出来ないだろう」と述べた。

 ヴェリ・デミル支部長は生徒にとって通知表配布の日は非常に重要であると話す。デミル支部長は、「生徒たちは1学期間の勉強の成果として通知表を受け取る。しかしながら通知表の作成が間に合わなかったといって通知表を手に出来なければ、期待が破られ、精神的な問題が起きるであろう。よって、システム上の問題を必ず解決する必要がある」と話した。

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( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:18314 )