イスタンブルで「アフガン・サミット」―イランからは副大統領が参加
2010年01月24日付 Hurriyet 紙

アブドゥッラー・ギュル大統領が議長を務めイスタンブルで行なわれる「アフガニスタン・サミット」に、イランは驚きの決定によりマフムード・アフマディネジャード大統領の第一副大統領のムハンマド・ルザー・ラヒーミー氏を派遣することを決定した。

サミットに大臣あるいは次官レベルの参加を計画していたイランが参加者のランクを引き上げた裏には、核開発に関してテヘラン政府がアンカラ政府へ重要なメッセージを届ける意図があるとみられている。イランのマヌチェフル・ムッタキー外相は、少し前に、濃縮ウランの交換と貯蔵をトルコで行うことを有力視していると発表していた。ラヒーミー副大統領とギュル大統領の会談では、イランの核開発の話題が大部分を占めるとみられている。

■イランとアメリカが同じテーブルに

チュラーン宮殿で明日行なわれる予定の「トルコ・アフガニスタン・パキスタン」三者会談に続き、火曜日に同じ場所で行なわれる予定の「アフガニスタン近隣国・支援国サミット」において、イランとアメリカが同じテーブルにつく。この会議にラヒーミー副大統領と共にアメリカからパキスタン・アメリカ特別代表リチャード・ホルブロークの側近ポール・ジョーンズも参加する。

■今日食事で顔を合わせる。

サミットのためアフガニスタンのハミド・カルザイ大統領とパキスタンのアスフ・アリ・ザルダリ大統領が今日イスタンブルに到着する。ギュル大統領は両国の首脳を主賓としチュラン・サラユで晩さん会を催す。明日のサミットには、両国間の信頼関係の強化と、特に国境地域におけるタリバンの軍行動を防ぐための軍事教育が話し合われる予定である。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:18328 )