イェニ・シャファク紙、創刊16年
2010年01月24日付 Yeni Safak 紙

中立的で勇敢な報道で知られるイェニ・シャファク紙の創刊16周年を記念し、関係者が一堂に会した。ピエール・ロティでの朝食会に集まった記者や社員は午後、新聞社内でケーキカットを行い、創刊16周年を祝った。

16年の間おこなってきた勇敢で中立的な報道で知られるイェニ・シャファク紙ファミリー(関係者)が、昨日(16日)朝、ピエール・ロティで行われた朝食会に集まった。午後には記者や社員がケーキカットを行い、16周年を祝った。(イェニ・シャファク紙の)元編集長であるスター紙の(現)総編集長のムスタファ・カラアリオール氏と、ブルサ選出の公正発展党議員メフメト・オジャクタン氏もこの素晴らしい日に、イェニ・シャファク紙を祝うため駆けつけた。祝いの席で演説を行ったイェニ・シャファク紙総編集長ユスフ・ズィヤ・ジョメルト氏は、「イェニ・シャファク紙は最初の日に目指した理念(路線)を今日まで守ってきました。その理念のもとで行われる視点は常に正しいものでした。このように、イェニ・シャファク紙は一時も間違いを犯すことがありませんでした」と述べた。総部長のメフメト・ズィヤ・ギョカルプ氏も、イェニ・シャファク紙が有能な社員たちの尽力により、今日まで行ってきた報道政策によって非常に輝かしい業績を残してきたと述べた。

■イェニ・シャファク紙は青年期にある
編集顧問で論説員のフェフミ・コル氏は、報道機関にとって16年という歳月は長い期間であるといえるとし、「過去の年月を振り返って見ると、私たちの新聞はいま青年期に入ったと言えるでしょう。民主主義を実現するための方途の拡大、トルコを住み良い国家とするための闘争において、イェニ・シャファク紙は(その貢献によって)誇るべき存在なのです」と語った。

■多様性の中の一体性
長いあいだ新聞社の執筆陣の中にいることの喜びを口にするハイレッティン・カラマン教授は、「過ぎていった(長い)年月にも関わらず、基本路線から外れなかったと述べることができます。(現在では、同紙は)より個性を持ち、より様々な活動を行うようになりました。昨今、頻繁に論じられている、『多様性の中の一体性』という性質を備えるようになりました。本紙は、相違点を前面に押し出して争うのではなく、共通点を前面に掲げ、協力し、国と国民にとって最善なものを探し出そうと努力する研究所のような活動を行っています」と述べた。

アリ・バイラムオール氏は、「私たちは急速な変化が起こり、トルコが自身の殻を破った(新しい)時代にいます。イェニ・シャファク紙はこのような時代において、非常に重要な役割を担ってきました」と語り、スター紙総編集長ムスタファ・カラアリオール氏も、「私は、16年の間にイェニ・シャファク紙が遂げた非常に重要な活動を見た、生きた証人の一人です」という表現を用いた。

■祝福の言葉が降り注いだ
新聞社で行われた祝いの席では、記者や社員たちが「誇りに満ちた16年」と書かれたケーキに全員で一斉にナイフを入れた。ケーキカットの後、くじ引きが行われ、名前の挙がった社員たちにサプライズのプレゼントが配られた。イェニ・シャファク紙の創刊16周年を記念して開かれた朝食会には、代表取締役社長のムスタファ・アルバイラク氏、総編集長ユスフ・ズィヤ・ジョメルト氏、総部長メフメト・ズィヤ・ギョカルプ氏、編集部長オズジャン・ウンリュ氏の他、以下の人たちも参加した:イェニ・シャファク紙論説員であるフェフミ・コル氏(以下敬称略)、ハイレッティン・カラマン、アリ・バイラムオール、ユスフ・カプラン、ファトマ・カラビュユク・バルバロスオール、アイシェ・ビョヒュルレル、ジェヴデト・アクチャル、オズレム・アルバイラク、オスマン・タムブラジュ、オスマン・アククシャク、ナズィフ・ギュルドアン、キュルシャト・ブミン、オメル・レケスィズ、イェニ・シャファク紙元総編集長であったムスタファ・カラアリオールとメフメト・オジャクタン。他も至福党県代表が新聞社を訪れ、イェニ・シャファク紙の関係者を祝福した。国務大臣であるビュレント・アルンチ氏をはじめとした政界、実業界、芸能界からも、電話やファックスで祝福のメッセージが届けられた。

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( 翻訳者:西山愛実 )
( 記事ID:18329 )