最近の陰謀と暴動の背後に敵の関与:イラン内務次官が指摘
2010年01月25日付 Mardomsalari 紙

政治担当内務次官は、「国内で最近発生した陰謀と暴動の背後に『〔柔らかい〕ビロードの手袋に隠された〔固い鉄の〕手』があるのは明らかだ」と発言した。

 内務省広報局の発表によると、セムナーン行政評議会で発言を行ったソウラト・モルタザヴィー内務次官(政治担当)は、「これらの陰謀の背後には国内の反革命分子とともに、アメリカを首領として、愚鈍なるイギリス体制ならびにシオニスト・ロビーが存在している」と指摘したうえで、「最近の逮捕では、偽善者〔MKOのこと〕や王政主義者などの国内反革命分子に属する逮捕者が含まれている」と述べた。

 モルタザヴィー氏は続けて、大統領選挙の壮大さとそれに参加した4000万を超える人々について言及し、「敵はこの力を弱点に変えるために、陰謀をたくらみ、事件を起こしたのだ」と指摘した。

 政治担当内務次官はさらに、「イスラーム革命に反対する敵はソフトな戦争を開始した」と指摘して、次のように述べた。「イランの幹部たちの神中心の精神、そしてイラン国民の連帯と団結こそ、敵が進歩と正義の10年と命名された革命40周年へ向けた10年〔=2009〜2019年〕のはじめに、新たな陰謀、すなわちソフトな戦争をこの革命に対して開始した原因なのである」。

 同氏はイスラーム革命の勝利から31年が経過したことに触れ、「もし今日、世界で国民投票と自由選挙が行われれば、必ずやイマーム〔・ホメイニー〕の正義を旨とした思想が多くの票を獲得するはずだ」と続けた。

 同氏はその上で、「神聖なるイスラーム共和国体制とその統治は、〔神によって〕信託されたものであり、体制の維持は最も重要な宗教的義務である。我々はみな、自らの命と資産を、イマームの道の継続と神聖なるイスラーム共和国体制の維持のために費やすべく、努力しなければならない」と語った。

〔後略〕

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( 翻訳者:岡本詩織 )
( 記事ID:18459 )