エルズルム重罪法廷、ジハネル・エルズィンジャン主席検事の逮捕を合法とみなす
2010年02月17日付 Zaman 紙

エルズルム第2刑事裁判所はエルズィンジャン主席検事イルハン・ジハネル容疑者の逮捕を合法と判断し、この逮捕執行に対する異議に対する却下が決議された。

エルズィンジャン主席検事イルハン・ジハネル容疑者は逮捕されEタイプ刑務所に送られた。さらにアンカラ弁護士会所属の弁護士らにより逮捕判決への異議申し立てが却下された。

第2刑事裁判所は、ジハネル首席検事に関する逮捕決定が形式と法律にのっとっているという見解に至っているため、逮捕判決に対する異議申し立てを却下する決定を行った。

なお、ジハネル容疑者の弁護士であるバキ・ウズン氏は、釈放請求を続行させると述べている。

ウズン氏は「逮捕判決に対しての異議が却下された。何らかの根拠はありません。我々は、特別権限検事に与えられた権限が停止されたこと、今後の捜査を行う権限はないことを、重罪裁判所に訴えました。なぜなら、同氏は、自身で調査をし、押収された書類を知べようとしているからです。それにもかかわらず、当局は我々のこの要求に応じてくれませんでした-非常に面白い理由でしたよ。この段階ではまだ検事への通知がなされていないので、検事の特権が剥奪されているのか否かが不明であると言われました。主席検事局(Başsavcılığ)へも、彼らに権限がないこと、ならびに権限の剥奪された検事の捜査が違法であること、このことが法務省からも立証されているという内容の請願書を提出しました。もちろん、形式にのっとり要求は却下されました。釈放請求などいつでもできるものです。一度我々内で検討してみるつもりです」と、語った。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:智原幸穂 )
( 記事ID:18498 )