行政裁判所(行政訴訟局)、YÖKの大学入試係数に関する異議申し立てを棄却
2010年02月18日付 Yeni Safak 紙

行政裁判所・行政訴訟局は、高等教育機構(YÖK)による大学入試係数問題に対する異議申し立てを棄却した。

 高等教育機構は大学入試係数実施に対し停止命令が出たのを受け、行政裁判所(行政訴訟局)に異議申し立てをしたが、いくつかの理由により多数決で棄却された。

 イスタンブル弁護士会とある一人の学生の父兄が、高等教育機構の2009年12月17日付大学入試係数決定の取り消しと執行停止を求め起こした裁判で、行政裁判所第8局は高等教育機構の決定のうち3項目を執行停止させ、1項目の執行停止の申し立てを拒否した。

 行政裁判所は、高等教育機構の決定のうち「加重中等教育得点(AOBP)を0.15と0.13の係数で算出する」という第二項、「師範高等学校や職業高等学校の卒業生は自分の専門分野を選択するとAOBP0.05の係数で掛け算した点数が合計点数にさらに加点される」とする第三項、「職業大学校の全入制にもかかわらず埋まらなかった定員に、遠隔教育プログラムに、そして職業高等学校からの連続性のある大学プログラムには、高等教育入学試験(YGS)の点数をもとに選抜がなされる」という第四項にも施行停止を決定した。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:永井ひとみ )
( 記事ID:18502 )