セゼン・アクス、タルカンのために弁護士調達
2010年02月28日付 Zaman 紙

麻薬使用の容疑で逮捕されたタルカンは、4日間の拘留にも関わらずメディアに一切写真を撮らせないことに成功した。

過去に逮捕されたデニズ・セキやその他の同様の人々とは反対に、まったく報道関係者たちはタルカンの写真を撮影することができなかった。警察は(この)有名な歌手を身体検査のために(病院と警察署との)往復をさせる際、姿を目撃されないようにほとんど「作戦」と言える行動をとった。

薬物犯罪担当局にて拘留されている有名スターの、昨日(2月28日)の身体検査への連行はまさに「作製」のようであった。タルカンと一緒に強制調査によって拘留された10人が(建物の)後方にある通常の出口から連行された一方で、タルカンは前方の客人用のドアから連れ出された。(メディアを)混乱させる行動は(病院への)道中も続いた。10人のグループはハセキ病院へ連行された。(しかし)この有名な芸能人にはバイラムパシャ国立病院が選ばれた。タルカンがここで身体検査を受けた後、その他の容疑者たちもこの病院へ連行された。

木曜日の夜からイスタンブル薬物犯罪担当局にいる歌手の拘留日程は今夜満了する。タルカンと、彼と同じ軍事行動強制調査にて拘留された10人は、共にイスタンブル重罪裁判所へ出廷が予想される。

■セゼン・アクスからタルカンへの弁護士調達

何年間もの作曲活動によってタルカンの片腕的存在であるセゼン・アクスは、多忙な日々の中においても仲間の救援に走った。

ミニク・セルチェ(注;セゼン・アクス愛称)は、薬物への強制調査において拘留された有名なポップ歌手のために自身の弁護士を斡旋した。しかしすでに2人の弁護士をもつタルカンは、新たに弁護士の必要性はないためにセゼン・アクスへ謝意を述べてオファーを断った。

■大麻を使用したと認めた。

有名スターは金曜日に警察に行った供述において、コカインではなく大麻を使用したと伝えたという。麻薬を横流ししたという(警察側の)主張を否定した歌手は、単なる「使用者」であったことを主張した。タルカンはさらに、麻薬をアメリカで使用し始めたことを説明し、「ファンのみなさん、決して私の真似をしないでください。私も治療を行い、この依存症から救われることを望んでいます」と述べたという。タルカンは警察へ、「パニック発作(症候群)」であることを示す診断書も提出した。このため、拘置所ではなく警察署員の部屋にて拘留された。警察週間のために4月10日にアブディ・イペキチスポーツセンターにて、タルカンが警察関係者たちにコンサートを行う手筈が整えられていることが明らかになった。

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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:18575 )