亡くなった祖母と母の間で生存発見、生後15日ヘレンちゃん―エラズー地震
2010年03月09日付 Yeni Safak 紙

エラズー県カラコチャン郡に属するオクチュラル村での地震で、死亡した母と祖母の間から救助されたヘレン・ユクセルという名前の生後15日の女の赤ん坊を親戚は面倒を見ている。

 母を亡くした赤ん坊を、建てられたテントで、父親の親戚であるギュレル・ユクセルさんが世話している。ギュレル・ユクセルさんは、赤ん坊が「奇跡的」というべきかたちで救助されたと話し、遊びに来たこの村で姪の面倒を見ていると言った。ユクセルさんは、医者の診断通りお乳を続けるか、もしくは離乳食に変えるかということを話した。ギュレル・ユクセルさんは次のように語った。

「地震が起き、私たちは外に逃げました。家は崩れてしまいました。でも私たちは助かったのです。おじの家にまっすぐ走りました。家はぺしゃんこになりました。おじは他のところで寝ていました。義理の姉、おば、おばあさんと子供はまた別の場所にいました。おじはその場で亡くなっていました。そして、他の人たちのところへ走りました。まず、赤ん坊のおばを見つけました。おばを起こすと生きていました。その後、他の人たちのところへ走りました。しかし、彼らを見つけることはできませんでした。探し続けました。子供の泣き声で彼らを探し当てました。おばと一緒に子供を救出しました。その他の人たちを失いました。ただこの子だけが生きていたのです。みなそこにいました。親戚は全員そこにいました。赤ん坊は生後15日でした。母親はまだお嫁に来て1年でした。20歳でした。今後は、子供のおばと父親が面倒を見ます。私たちが面倒をみるのです。母親とおばあさんの間で見つかりました。この子は無事でした。でも二人は亡くなってしまいました。今おばの娘はお乳をやっています。彼女にも赤ん坊がいます。しかし彼女は一時的にお客としてきているのであって、行ってしまいます。2日後行ってしまいます。お医者さんのいうとおりに育てます」

エラズー県カラコチャン郡に属するオクチュラル村で、大災害後に行われた救出活動でヘレン・ユクセルという名前の生後15日の女の赤ん坊が遺体の間から救助された。

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( 翻訳者:畔上曜子 )
( 記事ID:18654 )