国民教育省、初等・中等教育カリキュラム見直し―「宗教」の授業、1時間削減
2010年03月16日付 Milliyet 紙

国民教育省(MEB)が開催したカリキュラム検討会議は、高等教育の授業時間を、45分から40分への削減を求めた。

国民教育省は、初等・中等教育の週時程の見直しのため、検討会議を開催した。検討会議の部会である初等教育委員会は、バシュケント教員会館で行われ、「宗教文化と道徳」の授業時間を一時間削減し、「体育」の授業を一時間増やすように提言する運びとなった。

■この決定はTTKに提出される
中等教育委員会では、高等学校で45分の授業時間を40分に削減するべきだ、という点について話し合われた。そして、EU加盟国の一週間あたりの授業時間の平均が30時間であり、トルコは、この目標の達成に向けて取り組んでいく必要があると述べられた。職業学校及び技術学校では、一週間あたり37-38時間、普通高校では34-35時間の授業が現在行なわれているが、これを30時間するよう、教育指導評議会(TTK)に提言することも検討中であることが分かった。委員会は、今日提言内容を取りまとめTKKに提出する。
初等教育・中等教育機関における週時程検討会議は、国民教育省のニメト・チュブクチュ大臣の開会の言葉で始まり、国民教育省関係者、教師、保護者、労働組合の代表、教育関係者らが集った。

■「初等教育・中等教育機関における週時程検討会議は」
チュブクチュ大臣は、ワークショップについてコメントし、「昨日と今日とが違うように、これからの日々も今日とは全く違ったものとなるでしょう。従って、子供たちを未来に適応できるように育成しなければならないのです」と語った。

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( 翻訳者:大久保はるか )
( 記事ID:18710 )