ディヤルバクル・スポルに追加罰則―さらに3試合、観客なし試合
2010年03月18日付 Radikal 紙

プロサッカー連盟規律委員会(PFDK)は、イスタンブル市スポルの試合で起きた事故のために、ディヤルバクル・スポルに今後の3試合を観客なしで行うという罰則を与え、ガラタサライにはスタンドから落下したサポータのために185リラの罰金を課した。

PFDKは14時に始まった会議で、先週、試合開始後87分で中断されたイスタンブル市スポルvsディヤルバクル・スポル戦とガラタサライvsアンカラギュジュ戦でスタンドから落下したサポーターについて案件を話し合った。

PFDKは、イスタンブル市スポルの試合で起きた事故のために、ディヤルバクル・スポルに今後の3試合を観客なしで行うという罰則を与え、ガラタサライにはスタンドから落下したサポーターのために185リラの罰金を課した。

この罰則により、ディヤルバクル・スポルは2009-2010のシーズン中、観客ありでプレイすることはできなくなった。委員会は更に、アンカラギュジュに対して、そのサポーター達が醜く最悪な応援を1シーズンで4回繰り返したとして、観客なしでの1試合と8万トルコリラの罰金を下した。

■ディヤルバクル・スポルの運命明らかに

トゥルクセル・スーパー・リーグでのディヤルバクル・スポルの運命は金曜日に決まる。トゥルクセル・スーパー・リーグでイスタンブル・スポルとディヤルバクル・スポルの試合は両チーム間で起こった事故のため、試合開始87分後に審判によって中断された。明日15時30分に行われる、トルコサッカー協会(TFF)理事会の後、この試合に関してどのような決定が下されたのか発表される。

イスティニェにある協会のセンタービルで行われる予定の臨時理事会では、トラブルの起きた試合について話し合うことになっている。

イスタンブル・アタテュルク・オリンピック競技場で3月14日日曜日に行われた試合で、イスタンブル市スポルは試合開始87分後ヘルベ・トゥムがゴールを決め1-0でリードしていた。だが、このゴールの後ディヤルバクル・スポルのサポーター用に仕切られたスタンドから多くの人がピッチになだれ込んだ。このため、審判のフセイン・ギョチェッキは控え室に戻り、試合を中断したことを知らせた。

前々週にディヤルバクルで行われたディヤルバクル・スポルとブルサ・スポルの試合でも、ブルサ・スポルの選手達に向けてグランドへ投げ込まれた大量の物の一つが副審判を直撃した。このため主審のムスタファ・キャミル・アビトオールの判断で試合開始17分後に試合は中断された。PFDKはこの試合に関してディヤルバクル・スポルに今後3試合を無観客試合でプレイするという罰則を与えた。またその一方で、サッカー協会の理事も3月 16日火曜日に行われた会議でディヤルバクル・スポルが3-0が不戦敗、ブルサ・スポルは3-0で不戦勝との決定を下した。

この決定の後、TFF理事会が明日下す決定はさらにその重要性を強めた。なぜなら、サッカー競技規則第20項によれば、1チームが1シーズンで2 度不戦敗の処分をうけると下位リーグに降格となるからだ。ブルサ・スポルの試合で、不戦敗1となったディヤルバクル・スポルは、明日も同様の決定が下されれば、今シーズン、アンカラスポルに次いでリーグ終了を待たずして下位リーグ降格となるだろう。

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( 翻訳者:百合野愛 )
( 記事ID:18723 )