作家ヤシャル・ケマル、エルドアン発言を批判
2010年03月20日付 Radikal 紙

エルドアン首相の「違法に国内で働く10万人のアルメニア人を国外退去させる」という発言に対し、作家のヤシャル・ケマルは「国外退去させるのは良くない。退去させるべきではない」と述べた。ヤシャル・ケマルは(クルド問題の)民主的解決策に関しても、「私のジャーナリスト人生はとうに終わった。私は支持しない」と話した。

トルコ糖尿病財団、子供と青年糖尿病協会、糖尿病との生活協会によって行われたコンテストで審査員を務めたケマル氏は、授賞式の前に記者団の質問に答えた。
ヤシャル・ケマル氏は、エルドアン首相の「違法に国内で働く10万人のアルメニア人を国外退去させる」という発言に対し、「国外退去させるのは良くない。退去させるべきではない」と答えた。ヤシャル・ケマル氏は、首相の芸術家との会合への招待が自身に来たのかどうかという質問に対し、「聞いてもいないし、来てもいない」と言った。
ケマル氏は(クルド問題の)民主的解決策を支持するか支持しないかという質問に対しては、「私のジャーナリスト人生はとうに終わった。支持しない」と答えた。
ケマル氏は、マスコミの(クルド問題の)民主的解決策に関するしつこい質問に答えようとはせず、「私は何も考えていない。私が知らないことをどうやって考えよう。神に誓って私は知らない」と言ってその場をやり過ごした。

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( 翻訳者:熊谷沙織 )
( 記事ID:18738 )