アンカラにモダンアートの美術館、開館
2010年04月02日付 Hurriyet 紙

長い間放置されたままとなっていたジェルアトリエが、全く別の様相でアンカラ初のモダンアート美術館となった。ジェルモダンの1万150平方メートルもの屋内のスペースには展示品と写真のギャラリー、店舗、会議室といった首都にふさわしい様々な芸術のスペースがある。

最初は国鉄の整備場、その後は市場としてとして用いられ、長い間放置されたままとなっていたジェルアトリエが、全く別の様相でアンカラ初のモダンアート美術館となった。

「ジェルモダン」という名で首都の文化芸術生活に新たな次元を加える美術館は、4500平方メートルという、単体のものとしてはトルコで最大の展示室を有する。トルコ旅行代理店組合(TÜRSAB)が建築を請け負ったジェルモダンの1万1500メートル四方にも及ぶ室内には、展示品と写真のギャラリー、店舗、会議室、芸術家の宿泊施設、彫刻公園、カフェがある。

■首相が開館した。

一昨日、タイイプ・エルドアン首相が参加した式典で開館した美術館の最初の展示品は、女性実業家であるエブル・オズデミル氏所有のコレクションとなった。

リマクホールディング理事のオズデミル氏の個人的なコレクションから選ばれた133点の作品は、「永遠」というテーマで来館者に披露された。ジェルモダンアート美術館では、文化と芸術に関心のある人々が探しているものを見つけることができる芸術図書館も作られる予定だ。

エルトゥールル・ギュナイ文化観光大臣は、「1~2カ月以内に、芸術研究者に役立つ素晴らしい図書館ができるだろう」と述べた。

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( 翻訳者:小松裕美子 )
( 記事ID:18811 )