兵役金納制導入問題、首相、参謀本部と協議へ
2010年04月21日付 Zaman 紙

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、近頃議題に上がっている兵役金納制導入問題について、参謀総長イルケル・バシュブー大将に相談し、都合がつけば検討すると発表した。

首相は、兵役の兵役金納制導入問題で、参謀総長であるイルケル・バシュブー大将との面会を行なうと明らかにし、「もし、諸事情の都合が合えば、検討します」と発言した。

エルドアン首相は、国会で記者たちの質問に答えた。行政裁判所による係数問題に関する判決にコメントしたエルドアン首相は、「現段階で確定したことではありません。しかし、今回の件に大きな期待を抱いていた多くの若者たちは、判決がこのように下されたことで胸をなでおろしたことと信じています。最終段階においてこの過程が既定の枠を外れることがなければ、それは若者たちを安心させるでしょう。成り行きを見守っている所です」と語った。

エルドアン首相は、兵役金納制導入問題について投げかけられた問いに対し「明日はとても忙しくなりそうです。ニュージーランド首相の訪問が控えてますから。うまく予定を組み込めれば参謀総長に伺おうとおもいます。だめならあさってになりそうだ。もし、諸事情などの都合が合えば、検討します。」

野党の投げかけたイタリア訪問の延期への批判について首相は「野党は多くのことについて自分たちの都合のいいように話を作り替えています。15~20日後でも同様に首脳会談をおこなう機会があるでしょう。私が行かないだけであって、7、8人の大臣の諸君は行く予定でした。彼らが寝ているときも我々与党は仕事していますから」と語った。

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( 翻訳者:智原幸穂 )
( 記事ID:18936 )