文学界の2人の巨匠、民主的解決策の朝食会に不参加
2010年04月15日付 Radikal 紙

 公正発展党(AKP)の次の「(クルド問題に関する)民主的解決策」集会は、文学界の人々との会合である。タイイプ・エルドアン首相は民主的解決プロジェクトを説明し、この件で話し合うために、土曜の朝(4/17)、作家や詩人たちと集まることになっている。一方、文学界の2人の巨匠、ヤシャル・ケマルとオルハン・パムクは欠席となることが発表された。
 
 民主的解決プロジェクトについて説明し、意見を聞くために、これまでにも映画監督たちやラジオ製作者と会談したエルドアン首相は、土曜の朝、文学界の人々と集まることになっている。エルドアン首相のドルマバフチェ宮殿にあるオフィスで開かれる朝食会には100人以上の長編小説や短編小説の作家と詩人が招待されたと発表された。それによると、招かれる予定の作家と詩人たちの選出に当たっては、特に、南東アナトリア問題について発言したことのある人々が優先されたとのことである。会合への招待者の中には、エリフ・シャファク、エジェ・テメルクラン、ベシル・アイヴァズオール、そしてヒルミー・ヤヴズといった人々が含まれる。

ヤシャル・ケマルとオルハン・パムクは不参加をAKPの執行部へ伝えた。民主的解決プロジェクトが発表された当初、ベシル・アタライ内務大臣と面会したヤシャル・ケマルは不参加を伝える一方で、解決プロジェクトを支援をすると述べたと伝えられた。オルハン・パムクはと言うと、国外にいるために会合には参加できないという。また、民主的解決に関する会合に招かれたアダーレト・アーオールとムラトハン・ムンガンの両氏も不参加を伝えた作家たちに含まれていることが分かった。

エルドアン首相は、解決プロジェクト関連の会合を、5月の始めの週には、スポーツ選手やインターネット・メディアの人々と続ける予定である。

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( 翻訳者:田中けやき )
( 記事ID:19005 )