ハッキャーリーでPKKによる駐屯所襲撃、2兵士死亡
2010年05月07日付 Yeni Safak 紙

ハッキャーリ県ユクセキオヴァ郡のダールジャ・カラコル地区で、テロリストと治安部隊が衝突がし、兵士2名が死亡、1名が負傷した。衝突は夜に始まり、朝方まで続いたことが明らかとなった。

入手された情報によると、2007年10月21日に治安部隊の一団がテロリストに襲撃され、兵士12名が死亡、8名が誘拐されたケリ・テペ・ウス地区が、昨晩再び襲撃された。この襲撃にトルコ兵はすぐさま応じたが、兵士2名が死亡、1名が負傷した。事件後、同地区では掃討作戦が続けられていることが発表された。

■衝突は所々で続いている
 ハッキャーリ県ユクセキオヴァ郡のダールジャ地区で、治安部隊とテロ組織PKKのメンバーの間に発生した衝突は、所々で続いていることが明らかとなった。ハッキャーリ県庁からの書面での発表によると、治安部隊は、ユクセキオヴァ郡ダールジャ地区で、トルコとイラクの国境警備とテロリスト侵入を防ぐ目的で高地地帯の掃討作戦を行っていた。7時には標高2500mのオラマル・テペスィ地区で多数のテロリストと遭遇したとし、次のように続けている:

「最初の襲撃で兵士2名が殉職した。その後、テロリストたちとの攻防が続き、5名のテロ組織のメンバーが無力化された。テロリストたちは、イラクの国境へ向かって逃げ、国境のイラク側に設置した高射砲で我々の部隊へ発砲したが、(トルコ軍の)戦闘ヘリコプター・コブラと砲兵隊の砲撃を受けた。衝突は所々で続いている。」

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( 翻訳者:杉田直子 )
( 記事ID:19061 )