twitter全世界で大混乱、原因のボラ・クルチ君(17)「ごめなさい」
2010年05月12日付 Hurriyet 紙

ツイッターでのセキュリティー上の問題を発見し世界中を混乱に巻き込んだトルコ人の若者ボラ・クルチは、発生した「混乱」に対し謝罪した。

イギリスのデイリー・テレグラフ紙で17歳のボラ・クルチは、有名人も利用しているツイッターの利用者のフォロー数をゼロにしてしまうというセキュリティー上の問題(発見)について「誇りに思っていない」と述べた。ハッカーであるという主張に反発したゾングルダク出身のこの若者は、ただ問題に遭遇してこの問題をツイッターの管理者に伝えようとしたができなかったと語った。

ツイッターで月曜日の夕方に解決したこの問題は、トークショーの司会者オプラ・ウィンフリー、若手ポップスターのジャスティン・ビーバー、ハリウッドスターのアシュトン・カッチャーやデミ・ムーアといった世界的に有名な人々も含む何百万人もの利用者に影響した。さらにムーアは自身のページで「トルコ人ハッカーはツイッターで本当に悪いことをたくらんでいる」というメッセージを書いた。

しかしこの事件が原因でツイッターでのアカウントを停止されたボラは、ハッカーではないと主張している。ボラは、「だいたい自分がハッカーだったなら、身分を明らかにはしなかったと思います。ただ問題を発見してツイッターの管理者に送ったんです。しかし14時間返事が返って来ませんでした。そのため(彼らは)関心を持たなかったと考えたのです。たいして大きなことではないと考え、インターネットに書きました」と述べ、このような大きな混乱の原因になろうといった目的はなかったこと、誰にも害を与える意図はなかったと明らかにした。

「これほどまでに大きなサイトでこれほどまでに大きく悪い問題があるとどうなるのかなどとは誰にもわかりません。このような馬鹿げた問題で、ツイッターに目に見える害が与えられることはないと確信していました」と述べたボラは、今までツイッター(管理者)に送ったメッセージへひとつの返事も返ってこなかったことを付け加えた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:19104 )