日本は時限爆弾―米マッコーリー社アナリスト警告
2010年05月24日付 Milliyet 紙


アメリカの投資会社マッコリーのアナリストらは、投資家が日本を爆発まじかの時限爆弾だと考え、この国に対するあらゆる種類の投資を敬遠している、と発表した。

米マッコリー社のアナリストが顧客に提供した調査結果には、「投資家は、日本の債券の売買も、現存の債券の保有にも消極的だ」と掲載された。

日経平均株価は、月曜日(24日)、12月以来の最安値水準〔訳者注:5月24日時点〕である9693円まで下がった。前週末6.5%安を記録した日経指標は、昨日終値は0.27%安の9758円円となった。

■輸出減が懸念材料

日本で下げ幅が最も大きかった株は、輸出企業系の株式。日本円が円高ドル安になり始めたことで、日本の大手輸出企業は痛手を受けている。
米マッコリー社のアナリストは、日本の増大する債務危機、円高、そして、日本の株式の世界市場での売り傾向といった「負のスパイラル」に直面していることを指摘している。同社のアナリストらは、「この問題のドミノ効果を考慮すると、世界市場の目は、今年か、少なくとも来年には日本に集中するだろうと言える」と話した。

■今日の市場

イスタンブル証券取引所(İMKB)で取引された株式証券は、今日(24日)、平均0.83%高となった。

・İMKB国内100種指数は、午前の場で58.70リラ下落し、54,052.90リラに後退した。一方、午後の場では国内指数は505.26リラ増となり、終値は54,558.16リラとなった。
・指数は、午後の場で前日比170.24リラ減の53,882.66リラから始まった。午後の場の前半の取引を16.91リラ増の54,069.81リラで終えた指数は、午後の場での最安値53,761.47リラへ後退したが、最高値54,558.16リラまで上がった。
・一方、午前の場では58.70リラ減となったことを考えると、指標は一日では、合計446.56リラ増となった。平均株価は0.83%高となった。
・午後の場の終値は、経済指標は505.26リラ増の84,980.42リラ、産業指標は914.23リラ増の40,834.12リラ、サービス業指数は186.07リラ増の33,121.12リラへと上がった。
・このように、午前の場については、経済グループは平均株価1.09%、産業グループでは平均株価0.70%、サービスグループでは平均株価0.56%増となった。
・一方、午後の場で売買のあった329銘柄のうち166で上昇、65で下落がみられた。98銘柄に変動はなかった。
・午後の場については、出来高は10億8214万7681リラとなった。当日の出来高は、20億4761万107リラで終了した。
・午後の場は、ギャランティ銀行、トルコ航空、イシュ銀行©、アフヨン・セメント、ワクフ銀行の株式が最大出来高となった。

■対ドル・ユーロ

自由市場では、前日終値1.5820リラであったドルが始値1.5700リラから、同じく前日終値1.9870リラであったユーロが始値1.9650リラから取引を開始した。今日のドルの終値は売値1.5750リラ、ユーロの終値は売値1.9460リラとなった。

トルコ中央銀行は、今日のドルの実効為替レートを、買値1.5636リラ、売値1.5746リラと発表した。トルコ中央銀行は、前日の実効為替レートを買値1.5745リラ、売値1.5856リラと発表していた。

■金利・債券・為替手形・レポ取引

イスタンブル証券取引所(İMKB) 債券為替売買市場では、取引された2012年1月25日ターム債券の今日の有価取引の単利は9.84%、複利は9.20%に後退した。イスタンブル証券取引所(İMKB) 債券為替売買市場では、出来高15億7407万6712.77リラとなった。イスタンブル証券取引所(İMKB) 債券為替売買市場レポ取引・リバースレポ取引市場では、総出来高118億4924万6000リラとなった。レポ取引・リバースレポ取引市場では、最低利息4.00%、最高利息6.60%、利率加重平均6.50%となった。

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( 翻訳者:萩原絵理香 )
( 記事ID:19216 )