「不適切な服装の女性数人を逮捕し、誓約書を取った」:テヘラン州治安維持軍副司令官
2010年05月19日付 Mardomsalari 紙

10以上の社会的安全向上計画が、1日の間にテヘラン州内の各県で一斉に実施された。

 イラン学生通信が伝えたところによると、テヘラン州治安維持軍社会問題担当副司令官のメフディー・ヤーランディー大佐は、〔昨日〕実施された社会的安全向上計画について言及し、次のように述べた。
この計画はテヘラン州全域で実施され、麻薬や猥褻CDの密売人、公共の秩序を乱すならず者どもの取り締まりが行われた。また、空き巣犯や車の窃盗犯の特定および逮捕、不適切かつ社会の慣習から逸脱した服装で公衆の面前に現れる女性たちへの注意、指導および〔反省を誓う〕誓約書の採取、通りをぶらつく厄介者に対する注意および逮捕、不法滞在の外国人の逮捕なども行われた。

 同氏は続けて、次のように説明した。
各計画を実施する前に、まず汚染された犯罪多発地帯が特定され、その後覆面捜査が行われた上で、警察による摘発作戦が実行された。その結果、麻薬密売人83名、ならず者10名、骨董品密輸業者4名、不法滞在の外国人41名、その他の犯罪者6名が逮捕され、立件されて司法当局に引き渡された。

 同氏は、不適切かつ社会の慣習から逸脱した服装で公衆の面前に現れる人々への取り締まりが厳格化されていることについて指摘し、「このことに関し、不適切かつバッドヘジャーブな(乱れた)服装で通りや公共の場を往来していた女性たちに対し、しかるべき注意がなされた。彼女たちのなかには逮捕され、誓約書を提出した上で釈放された者もいる」と語った。

 テヘラン州治安維持軍副司令官は続けて、通りをうろついては、自らの存在を見せびらかし、人々の貞節に迷惑をかけ〔=女性たちにしつこく声をかけて言い寄り〕、公共の秩序を乱していた厄介者たちを逮捕する計画もあったことを明らかにし、「この計画に沿って、通りをふらつく厄介者60名を逮捕・拘束した。内47名は、その後書面で誓約書を提出して釈放されたが、残りの13人は立件されて、司法当局に引き渡された」と述べた。

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( 翻訳者:須川美保 )
( 記事ID:19229 )