トルコ外務省、イスラエルへ警告、「トルコの反応は厳しいものとなるだろう」―援助船団攻撃事件
2010年05月31日付 Milliyet紙


トルコ外務省は、イスラエルによる(ガザへの)援助船攻撃をうけ、厳しい反応を示した。外務省は、その声明で、「イスラエルはこの行為がもたらす結果を重く受け止めることになるだろう。容認しがたい出来事だ。激しく抗議し、早急に説明を求める」と述べた。

ガザから届いた一報はアンカラに緊張をもたらした。エルドアン首相とダヴトオール外相が南米のチリ滞在中であるため、急きょ設置された危機対応本部はビュレント・アルンチ副首相がとりしきった。トルコはイスラエルに対し、船舶への攻撃をしないよう、警告していた。

イスラエルのガザに向かっていた船団へのイスラエルの攻撃に対し、トルコ政府は強い反発を示している。外務省は、事件を強く非難するとし、イスラエルに対し国際法に反したこうした行為の結果を重く受け入れるべきだとの発表を行った。

今朝、トルコ政府が行った厳しい反応は、以下の通りである。

「ガザの市民に人道支援を届けることを目的とし、老人や女性、子供の含む多くの国の市民が乗り込んでいた船に対しイスラエルの防衛隊が武力を行使した結果、これまで入っている情報で、少なくとも2名がなくなり、30人以上が負傷した。トルコ政府は、これを激しく抗議する。イスラエルは、罪のない市民を標的とすることで、人命と平和的努力を無視するその姿勢を、このような明らかな形で、今一度、露わにした。イスラエルの、この非人道的な行動をはげしく非難する。

公海上でおこった、国際法をふみにじったこの無謀な出来事は、両国間の関係に、修復しがたい結果をもたらすだろう。駐テルアヴィヴ・トルコ大使が続けている努力に加え、イスラエルの駐アンカラ大使を通じ、この容認しがたい事件をはげしく抗議するとともに、イスラエルに対し、早急に説明を求めるものである。

たとえどのような理由をつけるにせよ、平和的な活動に従事する市民に対しこのような行動をとることは決して容認されえない。

イスラエルは国際法をふみにじるこうした行為の結果を重く受け止める必要がある。

亡くなった方々の冥福を祈り、ご遺族に対し哀悼の意を表するものである。また、負傷した方々の一日も早い回復を祈る。」

■イスラエル大使、外務省に呼ばれる

イスラエルの援助船拿捕をうけ、外務報はイスラエルの駐アンカラ大使ガビ・レヴィを外務省に呼んだと発表した。

AA通信が、外務省から得た情報によると、ブラジルからアメリカに向かっているアフメト・ダヴトオール外相は、この問題について詳しい情報をえており、エルドアン首相とギュル大統領に説明を行ったという。

援助船団から直接、情報が入り続けており、危機対策本部では、船舶について捜索救助センターからもたらされる情報が分析されているという。

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(翻訳者:トルコ語メディア翻訳班)
(記事ID:19285)