イスラエルの支援船攻撃をめぐり、エルドアン首相チリで会見
2010年06月01日付 Milliyet紙


エルドアン首相は、イスラエルが支援船に対して行った攻撃に関連し、「この非人道的な国家テロに対し、我々が無言・無策でいられないことを皆に知っておいてもらいたい」と述べた。

エルドアン首相は、ガザに支援物を運ぼうとした船に対するイスラエルの攻撃を、「いかなる理由をあげようとも、これは、国際法に完全に反する国家テロである」と断じ、「この攻撃は、現在のイスラエル政府が、この地域における平和の実現を全く望んでいないことを、改めて明らかにした」と述べた。エルドアン首相は、「この非人道的な国家テロに対し、我々が無言・無策でいられないことを皆に知っておいてもらいたい」と続けた。

エルドアン首相は、昨日、チリの首都サンティアゴからトルコへの出発前に、空港で記者団の質問に答えた。ガザに支援物資を運ぼうとした市民団体の船に対し「公海上で、国際法を踏みにじる形で、イスラエルの方から攻撃がしかけられた」とのべ、「攻撃の際、船には白旗がかかげられていた」とし、次のように続けた。

■「武器に関するイスラエルの発表は偽り」

「イスラエルの政府関係者が、(船にあった)武器について言及していることに、賛同することはできない。これらは、事実に反する。はっきり申しあげるが、これらは、嘘である。イスラエルの支援船に対する、非合法の攻撃により、チリにおける外交行事を、まだ始らないうちに中止して帰国せざるをえなくなった。国連安全保障会議での緊急会議の開催を求めた。また、公海上で発生したこの事件に関し、NATOにも会議を開くよう求める。現在、NATOに説明をしているところだ。」

■「法に反する、国家テロ」

エルドアン首相は、イスラエルによる攻撃が、いかなる理由によるものであるにせよ、国際法に完全に反する国家テロであるとのべ、「こうした非人道的な国家テロに対し、我々が無言・無策でいられないことを皆に知っておいてもらいたい」と述べた。

エルドアン首相は、さらに、この非人道的な違法行為を支持するものにも呼びかけるとし、「あなた方が、いかに違法行為、テロ、流血行為を支持し続けたとしても、我々は、それ以上に、法と平和と正義、そして、この攻撃で被害をうけたトルコをはじめとする32カ国の平和と支援のためのボランティアの人々、そして、もちろんパレスチナの、そしてガザの人々を守り続ける」と述べた。エルドアン首相は、帰国後すぐに、公正発展党の会派会議や国会、また、トルコや海外の国々に対し、より詳細に情報を提供する予定だ、と述べた。

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(翻訳者:トルコ語メディア翻訳班)
(記事ID:19293)