トルコ軍に続きイランが、PKKの北イラク・カンディル・キャンプを爆撃
2010年06月02日付 Milliyet 紙

PKKを標的としたトルコ軍による砲撃が続く中、イラン軍も国境を越えカンディル地域へと入った。イラン兵らがイラク北部に基地を設置したことが明らかになった。

クルド愛国同盟(KYB)の公式インターネットサイト、プクメディアは、重兵器で武装したイラン軍が1日朝7時30分にヴェゼ村近辺からイラク北部へと入ったと発表した。
クルディスタン自由生活党(PJAK)の攻撃が強まり多くの兵士が殉職していることを理由に、イラン軍がイラク北部へ入ったことが明らかとなった。カンディル山中のチョマン地区で標的とされたPKKが、国境付近にいたイランの砲兵部隊から激しく砲撃される一方、あるイラン兵団もカニレシュ地区から国境を越えイラク北部へと入った。
目撃者らは、イラン兵らが国境内部にて基地を設置し、付近の村は爆撃による被害をうけ、多くの家族がこの地域から避難したと述べた。

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( 翻訳者:岩根匡宏 )
( 記事ID:19307 )