アンタリヤとイズミルで強制調査、収賄の疑い
2010年06月08日付 Radikal 紙

警察署のチームが行った「組織犯罪捜査」で、30人の公務員を含む57人の容疑者が「不正入札」の疑いで逮捕された。逮捕者のなかには、マナブガト市長やコルクテリ市長が含まれている。また、イズミル県ブジャ市の副市長も逮捕された。

密輸・組織犯罪対策局のチームは、本日(7日)朝6:00ごろ「嵐・第一波」と名づけた一斉捜査を行った。逮捕の公職者30人のなかには、マナブガト市のCHP系市長のシュクリュ・ソゼン氏や、コルクテリ市のMHP系市長ハサン・ギョクチェ氏、ムラトパシャ市のCHP系副市長のM・T氏とA・K氏、さらに、同市の行政警察局のB・Uが含まれ、合計では57人の容疑者が逮捕された。
 
捜査は、A・Yが所有する清掃会社を使っていた自治体で行われた。また、犯罪組織のリーダーはA・Yがつとめていた、とみられている。容疑者の中には、CHPの県青年支部の前部長であるC.D、自治体から仕事をえていた薬剤散布会社の社長H・Z、事務用文房具を納品していた会社の経理課長A・Gも含まれる。捜査により、ムラトパシャ市から20人、マナブカト市からは5人、コルクテリ市からは3人、ケペズ市からは2人が逮捕されたと発表された。

家宅捜査を受け治安当局へ連行された容疑者らは、「犯罪目的での組織形成」「組織的汚職」「贈収賄」の容疑で取り調べられる。

■イズミルに飛び火

アンタリヤ県の複数の市で行われた「不正入札」容疑の捜査の一環で、イズミル県ブジャ市の副市長H.K、ブジャマル社社長F.K、市清掃局A.Y局長が逮捕された。

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( 翻訳者:丸山 礼 )
( 記事ID:19354 )