ゲーツ米国防長官「トルコに失望」
2010年06月11日付 Radikal 紙

ロバート・ゲーツ米国防長官は、トルコの対イラン制裁決議に失望したと語った。

国連安全保障理事会で行われた投票で、トルコとブラジルが対イラン制裁決議に対して反対票を投じたことに対してアメリカから反発があがり始めた。ロバート・ゲーツ米国防長官は、トルコが制裁決議に賛成しなかったことに失望を感じたと述べた。

ゲーツ長官は、ブリュッセルで行われた北大西洋条約機構(NATO)の国防相理事会での記者会見で次のように語った:「イラン制裁決議におけるトルコの投票に失望しました。トルコは長年にわたって我々の同盟国であり、NATOの一員としてトルコは同盟の中で重要な役割を果たし続けるでしょう」と語った。ゲーツ長官は、今回の件はトルコ・アメリカ間の軍事面での協力関係に影響を与ええないだろうと付け加えた。

ホワイトハウス:遺憾
ロバート・ギブス米大統領報道官もトルコの投票に遺憾の意を表明した。ギブス報道官は、トルコとブラジルは異なるアプローチをとっていると述べた。イランの核計画を深刻に捉えており、「(イランに対する)現在の協力体制を保持する」と強調した。アメリカのウィリアム・バーンズ国務次官も同じような表現を使った。バーンズ国務次官は、対イラン追加制裁決議にトルコが反対票を投じたことはワシントンで失望をうんだと述べた。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:19389 )