フィギュアスケートのカラデミル選手、競技生活から離れる
2010年07月04日付 Yeni Safak紙


カナダ・ヨーク大学で、バイオテクノロジーを学んでいるフィギュアスケートのカラデミル選手は、自身のインターネットサイトで、「競技生活に終止符をうつことお知らせしたいと思います。」と話した。

カラデミルはトルコでのスケートの発展に大きく寄与し、2007年ヨーロッパで10位に入賞したことでスケートを人気のあるスポーツにした。トルコの女子フィギアスケートを長年にわたり一人で支えてきた彼女は、ファン達に送ったメッセージで次のように話した。

「残念ではありますが、皆さまのご理解をいただけるものと期待し、競技生活から離れることをお知らせしたいと思います。5才の時から人生を捧げ、そして20年間私の人生のすべてであったこのスポーツから、この暮らしから、離れると決めたことは、自分にとっても家族にとっても簡単なことではありませんでした。今から13年半前、祖国トルコや家族、言ってしまえばすべてをなげうってここカナダへ移住した時の方がまだ簡単に決心できました。私も家族も、このスポーツと祖国トルコを代表するために払ってきた犠牲を決して後悔していません。しかし、これを今後も続けていくために必要なモチベーションを私自身の中に見いだせないのです。そして、長年に渡る競技生活のためにスローペースで続けてきた大学教育をできる限り早く修了することが、私にとってもっと重要になってしまいました。皆さん、これまで応援してくださってありがとうございます。」

■「タイミングが問題だ」

スケート協会のフェミー・テケリオール共同代表は、ナショナルチームの選手であるカラデミルの引退を理解はするが、その時期が問題であると話した。

テケリオール共同代表はアナトリア通信(AA)に行った会見で、トゥーバ・カラデミル選手をバルセロナで開催された国際スケート大会に代表として派遣し、その際にカラデミルが引退の意を伝えてきたと話した。彼は、トゥーバ・カラデミルに対し、協会としてこの決定がタイミング的に間違いであると説明したと話し、以下の様に続けた。

「トゥーバの大学教育に支障をきたさないことは勿論重要で、我々はこれに関してもできることは何でもやってきた。協会側は彼女のスケート選手としての成長のためにトゥーバの言うことは何でもやった。全ての大会に送り出しもした。限られた予算ではあったが年10万ドルを支払ってきた。この見返りに、彼女からただひとつ、ユニバーシアード2011・エルズルム冬季大会まで引退を延期することだけを求めた。トルコが金銭的にバックアップしてきたスポーツ選手がこのように重要な大会の前にして引退を決意することは間違っていると思っている。しかも、この引退表明が、7月9日に行われる協会会長選挙まであと少しという時に行われたことに対しては、大変問題だと考えている。」

テケリオール副代表はカラデミルと連絡を取り合っていると話し、「国は彼女のために金銭的バックアップをしてきたし、7か月後にはユニバーシアード2011・エルズルム冬季大会が控えている。引退の決意が翻るのを期待している」と話した。

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(翻訳者:百合野愛)
(記事ID:19589)