ラーリージャーニー議長「イランは国連安保理決議への対応として重大な決定を下した」
2010年07月04日付 Jam-e Jam紙

アリー・ラーリージャーニー国会議長は国連安保理決議において言及された、〔公海上の〕イラン船舶への臨検問題について触れ、「イランはこれに関して、報復のための重要な決定を下した」と述べた。

 同議長はメフル通信記者との会見の中で、「もし仮に、一部の国が荒っぽい手段に訴え、通常の商品を輸送しているイランの商船に対して嫌がらせをするようなことになれば、イランも報復することになるということを、彼らも覚悟しておくべきだ」と述べた。

〔中略〕

 ラーリージャーニー氏は、イランと5+1グループ〔=国連安保理常任理事国+ドイツ〕の間で交渉の新たなラウンドを開始したいとする西側の要求について、「欧米はペテンじみた道を追い求めている。安保理で強権的な手法を用いて、不当にイランを攻撃する一方で、他方では今まで通り話し合いの用意があるなどという政治的ポーズを取っている」と明言した。

 立法権の長を務めるラーリージャーニー氏はその上で、「私の考えでは、彼らが意図しているのは、健全な話し合いなどではない。彼らは話し合いをした後で、『話し合いは失敗に終わった』と述べ、その後の作業の道筋をつける〔=イランへの国際的な圧力を強める〕つもりなのだ。これが彼らの理論である」と強調した。

5+1グループ、交渉継続を要求

 他方、5+1グループ諸国はイラン側の条件に応えることなく、イランに対し交渉の席に戻るよう要求した。

 ジャーメジャム・オンラインの報告によると、木曜日、バラク・オバマ米大統領はアメリカによる対イラン制裁強化を定めた、米議会承認の法案に署名を行った。にもかかわらず、アメリカもその一角を占める5+1のグループはイランに対し、交渉の席に戻るよう要求している。

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(翻訳者:古賀夏樹)
(記事ID:19606)