23歳男性、酸ふりかけ事件の被害に
2010年06月28日付 Jam-e Jam 紙

東アゼルバイジャン州バナーブ県で、オートバイに乗った二人組が23歳の若者に酸をふりかける事件が起きた。警察が二人の行方を追っている。

 ジャーメジャム紙記者がバナーブ県から伝えたところによると、同県の治安司令官イーサー・ハータフィー大佐はこの事件について、「バイクに乗った二人組がバナーブ県内の某地区で、レザーという名の23歳の男性に酸をかけ、手と顔にけがを負わせたとの市民からの通報を受け、直ちに治安維持軍の隊員らが事件現場に急行した」と述べた。

 「隊員らが現場に着くと、重傷を負ったレザーの姿をそこに発見した。彼は救急隊の協力によって、病院に搬送された。彼は事情聴取のなかで、彼とオートバイに乗った二人組には全く面識がないと語った」と続けた。

 ハーターフィー大佐はさらに、「警察の粘り強い捜査・取り調べの結果、被害者はある女性と交際していたことが判明、彼女の親族の誰かが犯行に及んだのではないかと思われる」と指摘した。

 司令官はその上で、「同県の刑事警察は、酸をかけた暴漢二名の捜索活動を開始した」と述べた。

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( 翻訳者:永田彩香 )
( 記事ID:19608 )