イスラエル参謀総長、「トルコ軍との協力強化は続いている」
2010年07月06日付 Milliyet 紙

イスラエルのガビ・アシュケナジ参謀総長は、トルコとの外交危機にも関わらず軍事的な協力強化は続いていると強調した。同参謀総長はイルケル・バシュブー参謀総長とすでに会談し、またイスラエル陸軍総司令官であるサミ・トゥルゲマン少将も「数日前にヨーロッパでバシュブー参謀総長の後継者とみなされている同職者」と会談したと明らかにした。

ガビ・アシュケナジ参謀総長はイスラエル国会(クネセット)外交防衛委員会で行った演説で、トルコ・イスラエル間での外交危機にも関わらず両国の軍事的な協力強化は依然続いていると述べた。アシュケナジ参謀総長はイスラエルの「ガザ支援船団」への流血を伴う襲撃後にイルケル・バシュブー参謀総長と会談したと報告し、イスラエル陸軍総司令官であるサミ・トゥルゲマン少将も「数日前ヨーロッパでバシュブー参謀総長の後継者とみなされている同職者」と会談したと述べた。

■「両国軍間の緊密な協力関係が続いている」

(イスラエルの)ハアレツ紙によるとガビ・アシュケナジ参謀総長は委員会での演説の際、別の船がガザ地区に到達する可能性があるためにトルコとの「共同安全保障活動継続の重要性」を特に強調した。

アシュケナジ参謀総長はさらに、バシュブー参謀総長がイスラエル軍の雑誌『Maarachot』の最新号に論文を寄稿したことを「両国軍の間の緊密な協力関係が依然続いていることの新たな証拠」だと表現した。

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( 翻訳者:三上真人 )
( 記事ID:19618 )