ジェニファー・ロペスから「トルコの人々へ謝罪」Eメール
2010年07月12日付 Hurriyet 紙


北キプロス・トルコ共和国(KKTC) でホテル開業記念に行われる予定のコンサートを取り止めた人気歌手のジェニファー・ロペスさんは、弁明を行ったが、それがさまざまな反応を引き起こした。主催者のジュネイト・オルタン氏が間に入ってロペスさんはトルコ国民へ謝罪した。人気スターから届いた謝罪Eメールがこちらである。

「私に関するこのような状況はとても残念に思います。問題の弁明は私の意見や承認なしで行われてしまいました。ですが、政治的な問題においてコメントしないのは私の個人的な信条なのです。全世界にいる私のファンを愛しています。もしこうした状況が起きて、悲しむ人や気を悪くする人がいたらとしたら、心から謝ります。本当にとても残念です」

ロペスさんはキプロス平和・解放記念日である7月20日に正式オープンする予定の、ギルネにあるクラトス・プレミアム・ホテルのオープン記念パーティーで行われるはずだったコンサートを、ギリシャからの圧力によって中止していた。

中止の決定は、この人気歌手の公式インターネットサイトでの釈明で知らされた。 

釈明では、「ジェニファー・ロペスは、人権を侵害しているいかなる政府・国家・機関・政権に、意図的に協力することはしない。キプロスの現状を十分に検討したのち、(人気歌手の)顧問(弁護士)がプログラムの中止を決定した。この地域の微妙な政治的現状を鑑み、会社として下した決断である」という発表がなされた。

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( 翻訳者:猪股玲香 )
( 記事ID:19673 )