シリア訪問のダヴトオール外相、シーア派指導者サドル師と会見
2010年07月20日付 Yeni Safak 紙

ダウトオール外相は、公務で訪れているシリアの首都ダマスカスでイラクのシーア派指導者ムクテダー・アッ・サドル師と会見した。
情報によると、会見の中で、イラクで進められている新政府樹立のプロセスについて意見が述べられ、サドル師はダウトオール外相に、政府樹立に関わる取り組みについての情報を与えた。
イラクの前首相や政党連合「イラーキーヤ」の代表であるイヤード・アッラーウィー氏(暫定政権首相)とも会う機会をもったダウトオール外相は、アッラーウィー首相とサドル師と包括的な話し合いを行ったことを明らかにした。ダウトオール外相は「イラクでは新政府樹立に向け、良い方向で進展している」と話した。
ダヴトオール外相は、昨日の日帰りでのシリア訪問のなかで、バッシャール・アサド大統領やレバノンのサード・ハリーリー首相と会談した。ダウトオール外相が、イスラム原理主義組織ハマスのハーリド・マシャアル政治局議長と会ったことも明らかになった。ダウトオール外相とマシャアル政治局議長との会談では、パレスチナの諸グループ間での和解成立に関するプロセスや、パレスチナ問題について話し合われたことが明らかとなっている。

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( 翻訳者:小川玲奈 )
( 記事ID:19735 )