顔をおおうベールの次は、イスラム風水着標的に―フランス
2010年07月24日付 Radikal 紙


フランスでは、ブルカやベールなど顔を完全に隠す衣類を禁止するための法案が議会の下院を通過し、上院へと送られたが、今度はイスラム風水着が論議を呼んでいる。

地中海岸のポート・ルカト村で、上は長袖のチュニック、下はズボンのようなイスラム風水着を着てプールで泳ごうとした人が、プールから出るように言われたことで、騒動が起こった。リヴ・デ・コービエール・リゾートのプールで、プール監視員はまず、イスラム風水着を着てプールに入ることは「衛生的」でないと言い、女性たちにビキニなどの水着を着るよう促した。女性のひとりの夫が騒動に加わり、監視員と口論になったことで、警察沙汰となった。監視員は、女性の夫にボウリングのピンで殴られたと主張した。夫のほうも怒った様子で、ライフセーバーが自身を殴ったと言った。この村の行政責任者であるマリー・ポール・バルデシュ氏は、「プールに入れるの一般的な水着を着た人だけです。それより丈が長いものはだめです」と述べた。

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( 翻訳者:津久井優 )
( 記事ID:19765 )