トルコ訪問の英キャメロン首相へ「エリザベス1世あてムラト3世書簡」送られる
2010年07月27日付 Yeni Safak 紙

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相はイギリスのデービッド・キャメロン首相に、オスマン帝国のスルタンであったムラト3世がイギリスの女王エリザベス1世宛てに書いた返答書簡を贈呈した。

エルドアン首相はトルコを公式訪問しているイギリスのデービッド・キャメロン首相に、スルタンであったムラト3世がイギリスの女王エリザベス1世宛てに書いた書簡を贈呈した。

額の中におさめられた書簡には、「友好国と敵国に対して共に行動がとられ、2国間で署名された合意条件に合致する場合、イギリス商人に対し誰も不当に扱うことはなく、またオスマン帝国のスルタンと友好関係にある者は、尊敬され保護されたとするなら、彼らも同様な扱いを受けることになる;スペインで捕えられたムスリムがイギリスにより救出されたことを喜ばしく思っており、イギリス支援のため、春に多数の艦隊を(イギリスに)送るつもりである」というような内容が書かれていることが明らかにされた。

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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:19792 )