シドニーにシリア正教徒ジェノサイドの碑たつ
2010年08月08日付 Radikal 紙

シドニーのフェアフィールド市は2009年12月15日に、トルコが第一次世界大戦中、シリア正教徒に対し、いわゆる虐殺を行ったことを認定し、その後、市内に建てられるために準備されていた、俗に言う虐殺の碑が除幕された。

トルコ人の反発にもかかわらず、製作を3ヶ月前にシリア正教徒にルーツを持つ芸術家のルイス・バトロスが始めた碑がボニーリッグパークで除幕された。国際シリア通信の情報によると、「シリア正教徒連合」という名のグループのを中心に行なわれた昨日の除幕式にはシリア正教徒とオーストラリア人からなる約2000人のグループが参加した。参加者の間にはオーストラリアの外交官もいたと伝えられている。
除幕式が行われた碑にシリア正教徒たちは、第一次世界大戦とその後、虐殺が行なわれたということが記されたプラカードを置いた。シリア正教徒連合というグループは、行なった会見で、トルコが1915年から1933年の間にシリア正教徒の75%を殺したと訴えている。一方でドイツのユダヤ人に対する虐殺を指摘するグループは、トルコもまたいわゆる虐殺の事実を認めていないことを非難している。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:19898 )