車のトランクから2000年前の文化遺産、発見される
2010年08月12日付 Jam-e Jam 紙

エスファハーン州ナジャフアーバード県の治安部隊による検査で、1台の車から2000年前の文化遺産22点が見つかり、押収された。

 ナジャフアーバード治安維持軍司令官のモハンマド・パルトヴィー大佐は今回の件に関して、「ダハグ市第15署のパトロール部隊の警察官らが周辺の村を巡回していたところ、ある1台のペイカーン車〔※イランでもっとも一般的な旧式の自家用車〕に不審を抱き、同車を停車させた」と語った。

 同氏はさらに「警察官が同車を検査したところ、石の壺、金属製の食器、彫像を含む22点の文化遺産を発見し、これらを押収した」と続けた。

 この当局者は、「これとの関連で、モスレムという名の自動車の運転手が逮捕された。男は取り調べのなかで、これらの品々はこの村の南で発掘を行った際入手したと供述した」と語った。

〔中略〕

 パルトヴィー大佐はまた、「ナジャフアーバード県の文化遺産局の専門家の発表によると、発見された品々は2000年前のものであり、その価値も70億リヤール〔日本円で約7000万円〕以上と推測されるという」と述べた。

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( 翻訳者:米川千帆 )
( 記事ID:19970 )