ベヘシュテ・ザフラー霊園で乞食・露天商が増加傾向に
2010年08月09日付 Jam-e Jam 紙

乞食や露天商の存在が、首都最大の霊園「ベヘシュテ・ザフラー」にとって頭の痛い問題となっている。こうしたなか、一方で市民が同情心からこうした者たちに援助を行ってしまうことが、他方で〔物乞い対策を〕管轄する各機関が〔物乞い問題に〕真剣に対応してこなかったことが、日ごとに彼らの数が増加するという事態を招いている。

 ベヘシュテ・ザフラー協会の代表はメフル通信との会見のなかで、同協会が直面しているもっとも重要な社会的問題の一つとして、乞食や露天商の存在を挙げ、「警備員がいくら露天商や乞食たちを霊園から厳しく追い払っても、彼らの数は毎日増え続けているというのが現状です」と訴える。

 アサド・ファーゼル氏はその上で、「ベヘシュテ・ザフラー協会としては、福祉庁や〔イマーム・ホメイニー〕救済委員会、その他慈善団体に霊園内で活動していただいても、何も問題もありません。むしろ、こうした問題の解決のために、社会問題を管轄する各機関が〔霊園内で〕活動されることを歓迎いたします」と言明している。

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( 翻訳者:三浦由佳理 )
( 記事ID:19980 )