バスケ世界選手権、トルコ決勝進出!―決勝はアメリカと対戦―
2010年09月11日付 Milliyet紙


2010年バスケットポール世界選手権の準決勝で、トルコはセルビアを、83-82でやぶり、はじめての決勝進出を果たした。

2010年バスケットポール世界選手権の準決勝で、トルコはセルビアとの息をのむ戦いの結果、83-82というスコアで勝利をおさめ、決勝に進んだ。決勝は、明日(12日)21時にアメリカと対戦する。

2010年バスケットボール世界選手権で、史上初の準決勝に臨んだトルコは、セルビアをケレム・トゥンチェリが終了4.3秒前に放った決定的なゴールによって83-82で下し、史上初の決勝進出を果たした。

準々決勝のスロベニアとの試合の後、トルコは、準決勝においてセルビアと、再び史上最も重要な試合に臨んだ。エルサンの得点で試合を始めた代表チームは、相手の3ポイントシュートをブロックすることはできなかったが、ヒダイェットとケレム・トゥンチェリが得点を決め、開始3分を6-6の同点で通過した。ゴール下でのクリスティッチとビエリツァによって得点を始めたセルビアは、開始4分に10-6とリードした。代表チームが、初めの4分間に放った3ポイントシュートを外す間、ヴェリツコビッチによって3ポイントシュートをはなったセルビア勢は、開始6分で7点のリード(15-8)をつけた。代表チームのキャプテンであるヒダイェットは、指示を出しチームを立て直し、(自身の)放ったシュートで再び同点とした。トルコは、この選手の得点で開始8分に15-15の同点としたものの、ゾーンディフェンスが有効性を欠き、テオドシッチのシュートをブロックできなかったため、第一クオーターは20-17とセルビアのリードで終了した。

代表チームは、第2クオーターの始まりに攻撃がうまくいかず、2分間点を入れられなかったものの、危機は早々に克服した。代表チームは、サポーターの声援によってアグレッシブな防御を展開し、シナンのシュートで開始14分を1点ビハインドで(26-25)で通過した。シーソーゲームが続く難しい局面のなかで重大なミスをしたトルコは、サヴァノビッチのシュートもブロックできず、開始16分には8点(33-25)ビハインドとなった。これまでの試合に比べると、3ポイントシュートが入らない代表チームは、エースのエルサンも動きが悪く、前半には、攻撃を思ったように展開できず、控室に42-35のビハインドで下がった。

代表チームは、試合開始以来、しばしば攻撃において苦労した。代表チームは、相手の守りが固く、パスをカットされたために、しばしばたった一人で攻撃を仕掛けざるを得なかったが、固い守りでなんとか持ちこたえ、オメル・オナンの3ポイントシュートによって開始24分に46-46の同点とした。しかし、その後の2分に再び勢いの落ちた代表チームに対して、セルビアは、これまでに9つのアシストと10ポイントを決めているテオドシッチの活躍で勢いをつけた。2分間で9-0の連続得点を決めたセルビアに対し、代表チームは最後の攻撃でエンデルの3ポイントシュートが決まらず、第3クオーターは63-60でセルビアがリードして終わった。

トルコは、試合当初に得点した時以来、長い間、得点でリードする得られなかった。常に追う立場にあった代表チームは、テオドシッチ、ケセルジュ、そしてサヴァノビッチの3ポイントシュートをブロックすることができなかった。代表チームは、フリースローと3ポイントシュートの成功率が低かったが、自分を信じて戦い、開始35分には72-64のビハインドであったにも関わらず、第4クオーターに力を発揮した。ケレム・トゥンチェリによる3ポイントシュートで開始37分に、ようやくリードを奪った(75-73)トルコは、最後の3分には78-75とリードした。

試合の最後の1分は壮絶な戦いの舞台となった。試合終了まで16.8秒で、代表選手のセミフのシュートにより81-80とリードした。セルビアは、最後の攻撃でのヴェリツコビッチによるシュートで、試合終了4.3秒前にスコアを82-81とし、リードした。代表チームは、このゴールの後、タイムを取り、コート中央からボールをスローインし、ケレム・トゥンチェリが一人でネット下に入ってゴールを決め、83-82とリードした。終了「60分の5秒」前に、セルビアが最後のチャンスを試したものの、ポイントはならず、トルコはセルビアを83-82で下し、史上初めて世界選手権で決勝進出を果たし、決勝戦ではアメリカと対戦することになった。

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会場:シナン・エルデム
審判:ホセ・アニバル・カルリオン(プエルトリコ)、パブロ・アルベルト・エステヴェズ(アルゼンチン)、レイナルド・メルセデス・サンチェス(ドミニカ共和国)
セルビア:テオドシッチ(得点:13)、テピッチ(5)、ビエリツァ(2)、ヴェリツコビッチ(8)、クリスティッチ(15)、ケセルジュ(Keselj)(18)、サヴァノビッチ(15)、ラシッチ(Rasic)(2)、ペロヴィッチ(Perovic)(2)、マルコヴィッチ( Markovic)(2)、マチヴァン( Macvan)
トルコ:ケレム・トゥンチェリ(12)、オメル・オナン(14)、ヒダイェット(16)、エルサン(6)、オメル・アシュク(5)、セミフ(9)、エンデル(12)、ケレム・ギョンリュム(6)、シナン(3)
第一ピリオド:20-17
ハーフタイム:42-35
第3ピリオド:63-60
5つのファウルにより退場:39分2秒 エルサン(トルコ)、39分44秒 クリスティッチ(セルビア)

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2010年バスケットボール世界選手権準決勝で、セルビアを83-82で下したトルコは、史上初めて世界選手権において決勝に進出した。トルコで行われる(各種スポーツの)世界選手権で、この前に史上初めて準決勝に進んだトルコは、準決勝でセルビアを最後の瞬間にケレム・トゥンチェリが放ったシュートで下し、史上初めて決勝に進出した。試合が終わると、代表選手たちがフィールドで喜びに沸くなか、サポーターもスタンドで勝利の興奮に沸いた。
 代表選手たちは、フィールドの中央でマイクを手に、まず(サポーターに)「赤、白、チャンピオン・トルコ」の掛け声をかけ、その後、「霧の山頂」マーチを歌った。

■代表チームにマーチで応援

シナン・エルデム競技場をうめたトルコのバスケットファンたちは、代表チームを「霧の山頂」マーチで元気づけようとした。トルコのサポーターたちは、試合の第2と第3ピリオドの休憩時間に、リードを許す代表チームを応援するため、「霧の山頂」マーチをうたった。

■ハーフタイムにPOPグループの「アテナ」が出演

試合のハーフタイムに、「アテナ」が歌を歌った。「アテナ」のメンバーたちは、フィールドの中央から、代表チームのために作曲した「12人の巨人」を歌った。

■後半戦に「10年記念行進曲」と共に

試合の後半が始まる際、会場では「10年記念行進曲」が演奏された。トルコのサポーターたちは、立ち上がり、曲に合わせて代表チームに声援を送った。

■オメル・オナンとセミフがスタンドを興奮に

 試合の第3ピリオドで、オメル・オナンの放ったシュートで同点としたトルコでは、オメルとセミフ・エルデンがスタンド興奮させた。オメル・オナンの放った3点のシュートで46-46の同点とした代表チームでは、オメル・オナンとセミフ・エルデンがサポーターの方を向いて、手で、もっとたくさんの声援を欲している素振りをみせた。このために、立ち上がったサポーターたちは、代表選手たちに拍手を送った。

■私たちは信じている、あなた方も信じて!

試合の第3ピリオドの終わりにトルコが同点とすると、トルコのサポーターたちは、立ちあがっての応援をを始めた。第3ピリオド終了2分28秒前にトルコがセルビアと56-56の同点とすると、トルコのサポーターは立ち上がり、全員一緒に「私たちは信じている!あなた方も信じて!さあ、勝とう!」との声援を送った。

試合の第4ピリオドの前、スタンドではウェーヴが行われた。試合の第4ピリオドの初めに、ポスト下の攻防で、ケレム・ギョンリュムは、ヴェリツコビッチと言い争いになった。間に入った他のバスケットボール選手たちが、2人の選手を落ち着かせた。試合終了の1分18秒前、ポスト下の攻防で、オメル・アシュクにファウルを犯したテオドシッチに対して、代表選手たちとラインについていたコーチは強く抗議した。オメルは、ファウルの後、プレーを続行できなかったので、(ファウルの)フリースローはエンデルが行った。

■最後の数秒の興奮

試合は最後の最後に大きな山場を迎えた。トルコは終了1秒前にケレム・トゥンチェリのシュートで83-82とリードし、コートは勝利の喜びに湧きかえろうとした。しかし審判は、終了の「60分の5」秒前にセルビアがタイムをとったと認め、試合を中断させた。セルビアは最後の「60分の5」秒に、中盤からシュートを狙ったが、入らず、トルコ代表チームは初めて決勝に進んだ。

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(翻訳者:能勢美紀)
(記事ID:20141)