トルコがセルビアを破り、コソヴォで衝突―バスケットボール世界選手権準決勝
2010年09月12日付 Milliyet紙


バスケットボール世界選手権で、トルコがセルビアに勝利した後、コソボのミトロヴィツァの町を2つに分けるイブラ川に架かる橋上で衝突が起こり、負傷者が出た。

事件は、ミトロヴィツァに住むアルバニア人が、トルコのバスケットボールでの勝利を祝っていた際に起こった。セルビア人地区に向かって「トルコ、トルコ」と叫ぶアルバニア人に対し、セルビア人が石を投げて応えた。

一気に人であふれたイブラ川の橋の上で、互いに石を手にけんかをした2組は、EU監視軍の介入によって分離された。暴動で負傷した者の中にフランス人警官もいた。地域住民が国際警察軍を呼んだこと、石による暴動のときに、機関銃の銃声や爆音も聞こえたこと、暴動で4名ものセルビア人が負傷したことも明らかにされた。2000人に及ぶEU警察軍の広報担当カリン・リムダル氏は、フランスの憲兵隊が足に、銃弾による怪我をおったが、どこからその弾が来たのかは分からないということを述べた。

■コソボではお祭り騒ぎ

イスタンブルでのバスケットボール世界選手権に多大な関心が寄せられていたコソボでは、トルコのセルビアへの勝利は大規模な人出で祝福された。首都のプリシュティナではトルコ人、アルメニア人、ボスニア人が、トルコとコソボ、アルバニアの国旗を手に、車で、クラクションを鳴らしながら走り回った。

トルコの在プリシュティナ大使、メティン・フスレヴ・ウンレル氏も妻と共にパレードに加わり、トルコのバスケットボール代表チームの決勝進出を祝った。協会で共に試合を観た人々は白熱した試合の喜びのラストに涙し、互いに抱き合って祝った。プリシュティナの「真実の協会」の巨大なTVで試合をいっしょに観たコソボ駐在のトルコ人警官メティン・コチュ氏は、人生で最も嬉しい涙をコソヴォで流したと述べた。今日まで全く試合を観たことがなかったと述べる年配の女性は、子供や孫と共に大変興奮して試合を観戦し、遠くに住む孫に電話をして喜びを語った。コソボのほとんどの中心地、なかでもトルコ人の住む町であるプリズレン、ギラン、ヴチュトゥルン、ミトロヴィチャ、マムシャ、ヤノヴァでは、大衆が「12人の巨人」(トルコナショナルバスケットボールチームの愛称)に熱狂した。コソボ人達は「この勝利は、トルコが我々に与えた最大のバイラムのプレゼントである」という言葉で持って表現した。

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(翻訳者:田中けやき)
(記事ID:20144)