運転手死亡のトラック横転事故、積み荷はPKKの爆発物!
2010年09月22日付 Milliyet 紙

昨夜ウシャクで起こった交通事故で、事故を起こした乗用車から爆弾や爆弾の設計図などが発見された。運転手はテロ組織に指定されているクルド労働者党(PKK)の運び屋で、発見された爆弾はPKKのものである疑いが強まっている。

爆弾と爆弾の設計図が見つかった、ナンバープレート「65 NS 309」の乗用車を運転していたファイク・ヨルグンさんはPKKの運び屋で、爆弾はPKKのものだった ― 捜査はこのような方向で進められている。爆弾はイラク北部から流入したと見られ、ヨルグンの携帯電話のメモリーカードは調査のためアンカラの軍警察犯罪管理局へ送られることになる。

運転手のヨルグンさんの指紋から、携帯していた身分証明書が偽造ではないことが確認された。事故を起こした車はヨルグンさんが15日前に購入したものであった。

事故によって死亡したヨルグンさんの遺体はバナズ国立病院に運ばれた。本人のポケットからは組織に関する書類が見つかり、車からはダンボール箱に隠された爆発物や爆破装置などが押収された。

ヨルグンさんの遺体はイズミル司法医学局に移され、解剖が行われた。葬儀のために近親者が待機しているという。ヨルグンさんの出発地や目的地などについては、調査を継続中だ。

昨夜ウシャクのバナズ市内で、アフヨンカラヒサルに向かっていたヴェイセル・デヴェバジャクさんの「42 BS 932」ナンバーのトラックと、ファイク・ヨルグンさん(31)の乗用車が衝突事故を起こした。ヨルグンさんは事故現場で死亡し、デヴェバジャクさんは怪我を負った。事故を起こした乗用車からは5つの電気装置に繋がれたA4・C4爆弾や、爆弾の設計図などが見つかった。トラックには犯罪の類のものはなかった。

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( 翻訳者:湯澤芙美 )
( 記事ID:20224 )