PKKの武装解除に向け、北イラク・クルド自治政府と折衝へ
2010年09月26日付 Milliyet 紙


クルド問題解決とPKKとの闘争に関し、アメリカ合衆国での折衝を終えたハーカン・フィダン国家諜報機構事務次官の新たな目的地が(イラクの)アルビルになることがわかった。フィダン事務次官による折衝に先立ち、べシル・アタライ内務大臣の要請でムラト・オズチェリキ駐バグダッド・トルコ大使がアルビルへ赴き、北イラク・クルド自治政府のメスード・バルザーニー大統領と面会した。

バルザーニー大統領は、解決に向けて一定の進展がみられた場合には、イランのKDPの時がそうであったように、北イラクにおけるPKKが武装解除し、PKKの人々は、カンディル・キャンプの山裾にあり同組織が「対メディア防御区域」と呼んでいる村々に作られる予定のキャンプに定着させられうると述べた。バルザーニー大統領の要望を書き留めたオズチェリキ大使は、フィダン事務次官との会合で、この問題が再び机上にのぼりうるだろうと伝えている。

北イラクからのPKKの排除、あるいは、武装解除のプロセスについて話しあうため、フィダン事務次官は、一、二週間内に、北イラクへ向かう予定だ。ハーカン・フィダン国家諜報機構事務次官に対し、クルド自治政府は、必要な面会の約束をしている。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:細谷和代 )
( 記事ID:20251 )