新装なったペラパレスホテル、エルドアン首相がテープカット
2010年09月27日付 Yeni Safak 紙

エルドアン首相は、新装したペラパラスホテルのテープカットを行った。アタテュルクが生きていた頃に滞在していた101号室も訪れた同首相は、アタテュルクにまつわる特別な品々を視察した。

エルドアン首相は、新装になったペラパレスホテルのテープカットを行った。同首相は、ホテルの入口前で開館のテープカットの際に行ったスピーチのなかでホテルの初めての改装がイフサン・カルカヴァンとその家族により行われたとし、次のように話した。「ペラパレスホテルは、歴史上の大変重要な会合を執り行ってきた。特に我々の共和国の父ムスタファ・ケマル・アタテュルクがイスタンブルに到着したとき職務を行い、その後の自身の方向性を明らかにした場所であると言うことができるホテルで、たくさんの政府の著名人たちがイスタンブルに訪れた際もてなし、素敵な時間を提供した場所である。これらに加え、様々な点で「最初」のホテルでもある。最初のエレベーターはこのホテルに設置された。この初めての改装でパラパレスホテルをイスタンブルに復帰させたカルカヴァン一家を祝福する。

アタテュルクが愛したブランド
エルドアン首相は、テープカットの後ホテルを回りながら担当者からホテルについて報告を受けた。同首相は、アタテュルクが生きていた頃に滞在し、「アタテュルク記念室」として整備された101号室も訪れアタテュルクにまつわる特別な品々を視察した。ここで従業員らが、アタテュルクが着用したスーツを見せながら「いつも決まったブランドをお召しになっていた」と述べた。従業員は、ジャケットスーツのラベルを見ながらブランドは"Ferre"だと述べた。同首相は、ホテルに約30分滞在した後ホテルを後にした。

コーランの初版を実見

エルドアン首相はペラパレスホテルのテープカットの後スルタンアフメトにあるトルコ・イスラーム博物館を訪れた。博物館で、コーランの最初の言葉とされている25万葉からなる「ダマスカス文書コレクション」の希少文書とともに、ほとんどが初めて展示された手書きのコーランや章句集から構成される250の文書が展示されているコーナーを見て回ったエルドアン首相にすこし遅れて妻のエミネ・エルドアンも参加した。同首相の展示への訪問にはケズバン・ハテミ博士とフセイン・ハテミ博士も同席した
。同首相は、博物館から出る際、博物館前に集まり、自身に声援を送っていた市民にあいさつをしながら車に乗った。しばらくして車を止めさせ、降車した同首相は、市民と談笑した。

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( 翻訳者:尾形知恵 )
( 記事ID:20264 )