在仏イスラーム指導者らがニカーブ禁止法の順守を呼びかけ
2010年09月25日付 Al-Ahram紙

■ 仏のイスラーム教指導者らがニカーブ禁止法を順守へ

2010年09月25日付『アル=アハラーム』紙(エジプト)HP1面

【パリ:ハーズィム・フーダ 、諸通信社】

 フランスのイスラーム教徒社会の指導者らは、同国のイスラーム教徒に仏政府が制定したニカーブ禁止法を尊重するよう働きかけた。

 しかし同時に彼らは仏政府に対して、同法をイスラーム教徒への圧力に利用しないことを要求した。この立場は、イスラーム教徒社会の指導者らがサルコジ大統領とエリゼ宮で会談を行った後に表明された。仏上院はこれに先立ち、公共の場でのニカーブ着用を全面禁止し、違反者には150ユーロの罰金を科す法律を可決しており、最高機関である憲法院に承認されれば、フランスはこのような禁止措置を実施する欧州で最初の国となる。

 仏イスラーム評議会のムハンマド・ムーサウィー議長は、「議論の時間は終わった。フランスのイスラーム教徒は、法律が制定された以上は責任感ある姿勢をとる必要がある」と述べ、評議会はニカーブを着用している女性たちに対して法律の順守を促すよう必要なあらゆる努力をすると述べた。またムーサウィー氏は、フランスに害を及ぼそうとする一部の者たちの試みを非難し、「テロリストという言葉がイスラーム主義者の同義語ではなく、犯罪者の同義語となるべき時が来た」と述べ、イスラームとテロ行為を結びつけようとするあらゆる試みに評議会として反対する立場を強調した。

(本記事はAsahi中東マガジンでも紹介されています。)

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(翻訳者:今井花南)
(記事ID:20316)