トルコ・ドイツ戦を前にメスト・オズィル(エジル)問題発言
2010年10月06日付 Milliyet紙


サッカーのトルコ代表チームは、10月9日(金)に2012年ヨーロッパ選手権予選でドイツと対戦する。その試合を前に、ドイツ代表チームのトルコ系選手メスト・オズィル選手と、フィリップ・ラフム選手が記者会見を行なった。

メスト・オズィル選手は、トルコとの試合は特別であるとし、「僕にとってとても特別な試合になるでしょう。それは、僕の友達を相手に戦うからです。もちろん目標は勝つことです。勝つために戦い、全力を尽くします」と語った。

このスターサッカー選手は、どうしてドイツ代表チームを選んだのかという問いには「僕はドイツに住むトルコ系3世です。ここで育ち、ここが自分にとって快適だと感じます。ドイツのユニフォームを着られることに誇りを感じてもいます。ドイツ代表チーム以外のユニフォームを着ることは全然考えませんでした。ドイツのユースチームでもプレーしていました。家族も友人もチームメイトも僕を応援してくれています。僕はドイツ社会の統合の良い例です。ドイツで大勢の若者が僕を模範にしていますよ。トルコ人とドイツ人がお互いに敬意を表し、友好的に振舞うことが必要だと思っています」と返答した。

アルダ・トゥランが怪我のために、ドイツ戦でユニフォームを着るのが難しくなり、代わりにドイツリーグでプレーしているヌーリ・シャーヒン選手がユニフォームを着るだろうと話すメスト選手は、「ヌーリ選手はとても良い選手だよ。ドイツリーグでも良く通用している。優れたサッカー選手ですよ。体格の面でも良いですし。ヌーリ・シャーヒン選手だけじゃなく、トルコはとても力強く、能力ある選手がいますね。プレーした2試合で勝ち点6を取っていますし。でも、僕たちもこの試合で3勝ち点3を取りたいと思います」と語った。

「友人相手にプレイすると言いましたね。トルコ代表チームに親友がいるのですか?」という質問に、ドイツ代表のオズィル選手は、「勿論です。特にドイツリーグにいるアルトゥントプ選手、また他の選手とも連絡を取っていますよ。彼らと戦えるのは幸せな事です。ドイツのブンデスリーグでプレイしているトルコ人選手たちやアウレリオ選手、ニハト選手といった選手を注目しています」という言葉で返答した。

メスト・オズィル選手は、「もし試合でゴールを決めたら喜びますか」という質問にも「状況によります。ゴールを決めた時はもちろん何かリアクションを取ると思います。どんなリアクションになるかはやってみないとわかりません」と語った。「トルコにも、僕を誇りに思ってくれると言ってくれる大勢の友人がいます。いつも良い反応を得ていますよ。そのことも嬉しいですね」と話した。

このトルコ系サッカー選手(オズィル)は、ドイツではなくトルコ代表チームを選んでいたら、今と同じ状況にいれたと思いますか?という質問にも以下のように答えた。

「そうしたことは全く考えませんでした。他のチームでプレイしようと全く思いませんでしたね。レアル・マドリードへの移籍においては、おそらくワールドカップでの自分のパフォーマンスが重要だったのでしょうが、もともとドイツリーグで自分の才能を証明していました。」

フィリップ・ラフム選手もワールドカップの後、自分自身に新しい目標を設定したとし、「政府によって代表チームに勲章が与えられたことはとても喜ばしいことです。これでトルコと行う試合に、より士気を高めて臨むことができます。いままでの勝利に浮かれたりしていませんし、僕たちは地に足が着いています。真剣に試合のために準備していますよ。メストはトルコの選手たちを知っていますし、かなりトルコリーグの試合を見てきました。それは僕たちにとって有利なことです。しかしそれだけでなく、僕たち全員が一人一人とても良く集中しています。技術チームはトルコを良く分析してくれるでしょう。金曜日に素晴らしいサッカーの宴を味わえると思っています」と述べた。

トルコの選手は一人一人がキーパーソンであると話すラフム選手は、「エムレ選手のような良い選手がいますね。チームプレイの精神を持っている人たち、これが最大の利点でしょう。僕たちのチームが多文化的であることを全世界が目にしています。これがドイツ代表チームの特徴ですよ。ドイツ代表チームはドイツ社会の模範になっていると思っています。ドイツでは僕たち全員が同じ社会ステータスの持ち主です」と語った。

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(翻訳者:智原幸穂)
(記事ID:20331)