スィノプ等での原子力発電所建設へ日本も参加?―ロシア、韓国につづき
2010年10月08日付 Milliyet紙


メルスィン・アククユとスィノプの2か所に建設予定の原子力発電所に関し、トルコはロシア、韓国と交渉を進めていたが、これに日本が加わることとなった。

タネル・ユルドゥズ資源エネルギー相は、日本の東芝から派遣された担当者と昨日(10月7日)アンカラで会談後、日本がトルコでの原子力発電所建設に参加するための申込を、東芝を通じて行ったことを明らかにした。

ユルドゥズ大臣は、会議の後、記者たちの質問に応じ、「日本の原子力発電所建設の申し出は非常にアグレッシブだ。スィノプあるいは他の場所に原子力発電所を建設したいと伝えてきた」と述べた。ユルドゥズ大臣の発表に対し、「日本は、スィノプに建設予定の韓国ケプコ社の原子力発電所プロジェクトに加わるのか?」という質問が出された。これは、ユルドゥズ大臣が昨日(10月7日)の午前に行ったロイター通信とのインタビューで、スィノプ・プロジェクトに第三の会社ないし国の参加を検討していると述べていたためである。ユルドゥズ大臣は、「韓国と予定している発電所建設の持ち株は、(韓国100%ではなく)我々も参加する方向で変更する可能性がある。(そうなった場合)我々は原子力発電所のために、第三の共同事業者か第三の国の参加を検討する予定だ」と語った。

トルコと韓国の委員会は、昨日(10月7日)技術面について話し合い、持ち株のモデルについての検討も行った。トルコと韓国の間では、二国間の協力関係促進の一般協定と、原子力プロジェクトに関する協力同意文書がイスタンブルとソウルですでに調印されている。

■第三の発電所は未定

ユルドゥズ大臣は、「現在第三の発電所を建設する具体的な計画はありません。建設に向けた動きもありません。現在行っている会談の中で建設許可や、環境といった問題について、時間をかけて話し合いを進める必要があります。」と語った。ユルドゥズ大臣はまた、原子力発電所の建設に対し、現在までのところアメリカやフランスからの申し出はないが、それらの国々への門戸は開かれているとした。会談に参加した駐トルコ日本大使の田中信明氏は、「我々は、東芝を中心とする企業連合によって、トルコで原子力発電所が建設されることを望んでいます。我々の原子力発電所計画には、アメリカのウェステイングハウスも東芝の傘下で入っています」と述べた。

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(翻訳者:杉田直子)
(記事ID:20346)