イラク穀物製造公社、小麦粉の第8次配給に向けた準備開始
2010年09月29日付 al-Sabah al-Jadid 紙

■ 小麦粉の第8次配給に向けた準備作業開始

2010年09月29日『サバーフ・ジャディード』紙(イラク)HP一面

【バグダード:ザイナブ・アル=フスニー】

穀物製造公社は、食料配給制度の枠組みに沿って、国民に対する小麦粉の第8次配給に向けた準備作業を開始した。

これは同公社のムハンマド・アリー・ムスタファー局長が発表したもので、同公社は担当大臣の指示を受け、配給カード用の小麦粉の第8次配給に向けた準備と生産のため、官営及び民営の製粉所における生産体制を整えた。また、輸入小麦60%に対して国産小麦40%の割合で配合を行う措置をとったという。今回の措置は担当省庁の、良質な配給食糧を当初の計画通りのメカニズムに従い国民のために確保するという方針に沿ってとられた措置で、計画によれば生産期限は25日以内と定められている。また、同公社は計画の実施を通じて全国の国民にほぼ同時期に配給食糧を届けたいと考えていると強調し、商用小麦粉生産のための良質な小麦の輸入に向けて、基本的な承認を得た上で食糧貿易公社との合意を図る意向を明らかにした。

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( 翻訳者:梶原夏海 )
( 記事ID:20361 )