ガラタサライのアルダ主将、報道に涙の抗議
2010年10月13日付 Yeni Safak紙


ガラタサライ所属でサッカートルコ代表のアルダ選手が、自身についてなされた報道に抗議し、「失礼だ」と話した。涙を抑えることができなかったアルダ選手は、「これらへの返答はピッチで出す必要があるが道徳心のない、無礼な振る舞いに出す答えはない」と述べた。

ガラタサライ所属でサッカートルコ代表のアルダ・トゥラン選手は、負傷に関連した憶測に対し厳しい返答を行った。

治療のため滞在しているドイツにおいて「NTVスポーツ」の質問に答えたアルダ選手は、負傷に関連し行われている主張に悲しんでいるとし、「そもそも医師が私の怪我について必要な説明を行っている。誰にでも降りかかり得るものであるが誰しも体は違っており、回復の期間も異なる。我々の国では皆が医師になったらしく、私見を述べている。ある者は「セックスのためだ」と言う。ある者が道徳心のない行いをし、別の者はその不道徳を新聞の見出しにする。今日ある新聞の見出しにセックスが原因で私がこの負傷を負ったと書かれた。そして恥じることなく、私と恋人の写真を掲載した。238試合に出場したアルダへの敬意はなく、彼の家族への配慮など一切なしだ。ともかくこれらを書いた者は家族というものを知らない。不道徳が行われている」と表現した。

インタビュー中に涙を抑えきれなかったアルダ選手は、もはや嫌悪すらしているとも述べ、「私はこのインタビューをクラブの許可なく受けている。おそらくこのために処罰を受けるかもしれない。しかし私を深く傷つけることがいくつかあった。これらに対しなす術はない。私が嫌悪していることもある。道徳心のない言動が行われているのに、あなた方は何もできない。何も言わせてもらえない。つまり非常に困っているのだ。私は自分が正しいと考えている。時がたてば分かるだろう。少しでも早く回復しピッチに戻ることを願っている。これらに対する答えをピッチで出す必要があるが、道徳心のない、無礼な振る舞いに出す答えはないと思う」と述べた。

2012ヨーロッパ選手権予選において2試合連続で敗北したことにも言及したアルダ選手は、「2試合とも我々の試合内容は悪かった。私が出場していたとしても何も変わらなかっただろう。しかし我々は悲観的な見方をしてはいけない。現在グループ2位との勝点差はたった1点であり、彼らと我々は今後2試合行う予定だ。我々が困難に直面しているのは確かだが、この選手たち、コーチ陣はこれを成し遂げる力を持っている。私はあくまでそう信じており信じ、全力で私の国に奉仕するためチームの仲間と共に闘うつもりだ」と表現した。

アルダ選手は、トルコA代表のフース・ヒディンク監督のシステムに関する質問には、「私は監督の考えには敬意を抱いている。我々はこのシステムでも多くの試合に勝ってきたのだ」と述べた。

ドイツ代表のユニフォームを着るメスート・オズィル(エジル)選手に関する質問にアルダ選手は、「この問題について解釈を加えたくはない。誰もが皆の決定を尊重する必要がある。彼はドイツ代表チームを選択したのだ。問題を長引かせたり、反発を示したりする必要はない。ここで生まれ、育ったのだから。しかしハミトのような例もある。ハリルのような、ハミトのような、ヌリのような人間は私にとって特別な人間である、我々はあるものを共有しているし、私は彼らを非常に愛している。彼らの選択は私を幸せにしたと言うこともできる」と返答した。

■ガラタサライから反発

ガラタサライは、アルダ・トゥラン主将に関し問題発言を行った元審判とサッカー解説者、新聞社に反発を示した。

ガラタサライから行われた説明では、元審判とサッカー解説者が、昨夜(15日)あるテレビチャンネルで放送された番組において節度を越え、アルダ・トゥラン選手の負傷が、彼らの表現では「過度のセックス」によるものと述べた。さらに、この「異様な決め付けを、あるメディアが見出しにした、という。

ガラタサライは、トルコにおいてスポーツ紙は一向に発展しておらず、解説者が勝手な話をし、新聞がそれを平気で見出しにするという報道姿勢は、(スポーツ紙の未発展を示す)教訓に値する一例だとし、次のような見解を示した。

「105年の歴史を持つクラブの主将に対し、この国が育てた最も重要なサッカー選手の一人であることを既にこの年齢で世界に示したトルコ人サッカー選手に対し、まるで喫茶店で友人と共に噂話をするように、少しも科学的でなく、全くのたわごとである、恥ずべき非常に程度の低い批判が行われている。これに対して批判の言葉すら思いつかない。事態は明々白々だからだ。」

「膝の手術を受けたばかりで、ナショナルチームのユニフォームを着てプレーすることができずに悲しみを感じているスター選手の感情にいかなる注意も払わず、視聴率のためだけに人間の私生活をここまで無分別に書き散らすことは、非常に失礼で、非常に不道徳で、非常に恥ずべきことだ。主将のアルダ・トゥランに行われたここまで醜い攻撃に対する然るべき返答を、常識をもつ全てのスポーツ愛好者やガラタサライファンが与えることを信じている。」

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(翻訳者:岩根匡宏)
(記事ID:20387)