「薬が買えない!」薬局の統合インターネットシステム・ダウン続く
2010年10月23日付 Milliyet 紙


先週のはじめ(18日)から問題が起こっていた薬局の医薬品供給システムが完全にダウンした。このため救急患者を含めて、だれも薬を買えない状態が続いている。

トルコ薬剤師連合(TEB)のオズギュル・オゼル事務局長は薬局の供給システムの問題に関して、「現在システムが停止しているため病人は薬をどの薬局からも買うことができなくなっている。残念ながら、これらの病人の中には救急患者も含まれている」と述べた。

オゼル氏は書面での説明で、薬局で使われている処方せんを承認するシステムと言われている「メドゥラ供給システム」において月曜日(18日)から今日(23日)まで問題が起こっており、現在はシステムが完全にダウンしていると明らかにした。

オゼル氏はシステムの停止によって病人たちがどの薬局からも薬を買うことができておらず、これには救急患者も含まれていると強調し、次のように述べた:
「月曜日以来、システムから苦労して承認を受けることに成功した薬剤師たちは、病人たちに薬とカウンセリング・サービスを提供することができていた。しかし残念なことに、現在システムは完全にダウンしている。薬剤師たちは病人たちの薬を得るためにシステムの復旧を待っており、この2日間薬局で徹夜している。これ以上このようなシステムトラブルに巻き込まれて、病気の人たちが不当な扱いを受ける様子を目の当たりにしたくはない。そしてこの問題が私たちのせいではないことを毎回説明するのではなく、病人たちにより多くのカウンセリング・サービスを提供できる業務環境で仕事を行いたいと望んでいる。薬を買うことができず、当然のことながら怒っている病人たちに、この問題は薬剤師たちに起因するものではないということを知って欲しいと思っており、責任者たちが救急患者を含む10万人の薬の入手を妨げているこの故障を一刻も早く回復させることを期待している。」

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:20480 )