週市廃止をめぐり混乱―イズミト
2010年10月24日付 Milliyet 紙


週市に店をだす小売商たちが、廃止された土曜市で強引に商売をしようとして、イズミト市の交通を麻痺させた。週市のたつ場所にトラックで入ろうとした小売商たちが道を封鎖すると、警察の介入は厳しくなった。

公正発展党(AKP)のネヴザト・ドアン・イズミト市長は、先週行った発表で土曜市を廃止すると宣言した。これに対し小売業組合の執行部と小売商たちは、週市の廃止に向けた議会の決定はなされなかったとして市長の宣言に従わなかった。昨日(23日)の朝、数百台の車とともに週市の開かれていた場所におしかけて、店をだすことを要求した小売商たちを、警察は中に入れなかった。

■16人が逮捕された

締め出された小売商たちは、アヌトパルク交差点で道をふさぎ、ギョルジュク道を通ってイズミト市内に入るカルフール橋とアヌトパルク広場の交通を遮断した。このため市の交通は一瞬で大混乱に陥った。警察と小売商たちは激しく衝突した。約200人の集団が市当局に反対するスローガンを叫びながらガザンフェル・ビルゲ大通りを行進した。警察は、通りの入り口につくられたバリケードを越えようするグループを、催涙スプレーや装甲車からの放水で妨害した。バリケードを乗り越えることのできたグループは、リサイクルボックスに火を放ち、ゴミ置き場のコンテナをひっくり返した。市の公用車や駐車中の車を傷つけたグループのうち16人が逮捕された。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:20486 )