オーストラリアから犠牲祭用の羊と牛、到着
2010年10月26日付 Radikal 紙


トラキヤ地方の犠牲祭用動物の需要を満たすため輸入された78,000頭の羊と内4,800頭の食肉用を含む5,995頭の牛がコジャエリに輸送されてきた。

食肉水産協会が実施した食肉用動物の輸入入札を獲得した“Hicazi Ghohseh”社によりオーストラリアから運ばれる家畜を輸送するパナマ船籍の“Maysora Nassau”号はデリンジェ港に寄港したと伝えられている。

獣医らからの検診を受けた後、トラックに積み込まれた4,800頭の食肉牛は、ブルサとサカルヤの屠殺場へと運搬され始めた。

トラキヤ地方の犠牲祭用動物の需要を満たすため輸入された78,000頭の羊は、テキルダーへ運搬され、ここで食肉水産協会によって販売される予定だと明らかにされた。

5,195頭の牛に関しては、農業信用組合を通じ、畜産業者に分配される予定であり、こういったことは今回が初めてであるという。

一方、例のパナマ船籍が、オーストラリアからトルコへ到着するまで24日かかったと伝えられた。

ビュレント・トゥンチ食肉業者組合長は、輸入された牛の内2,000頭がサカルヤの食肉加工工場で、2,800頭はブルサの食肉加工工場で屠殺される予定であると語った。

トゥンチ氏は、5,195頭の牛が、契約に基づき、畜産業者に分配されるべく輸入されたと述べ、「これら牛は、食肉業者組合会員に分配される予定です。我々はこれを大変望んでいました。手を尽くして下さった方々に感謝しております」と語った。

これら牛が飼育目的で輸入された初の動物であると強調した同氏は、「5、6ヶ月間、食肉用動物の輸入が行われておりますが、本日、初めて飼育目的の動物が到着しました。これまで、飼育目的で動物は輸入されたことはありません。犠牲祭用の牛は、11月中に到着する予定です」と語った。

ビュレント・トゥンチ組合長は、輸入された牛は「アンガス」種であり、羊は「メリノ」種であると言足した。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:20504 )