土砂崩れ、女性5名含む6名死亡―マルディン
2010年11月03日付 Radikal 紙


ミドヤト郡バルシュテペ村で起きた土砂崩れによって、子ども2人を含む6人が死亡した。犠牲者の一人となった女性は、この事故にあい、心臓発作を起こして亡くなった。

マルディン県ミドヤト郡にあるバルシュテペ村で昨日起こった土砂崩れでは、6人が土砂の下敷きになり死亡した。4人は救出されたが、一人は重体だ。
事故の原因となったのは、かまど作りのために、以前土を掘り出した土地を再び掘り返したことだった。村人たちがバケツなどで土を掘り出していたところ、突然土砂崩れが起こった。10人が土砂の下敷きになり、村中総動員で救出にあたった。この事故で、シェヴキイェ・アルトゥンカヤさん(23)、ザヒデ・ギュネシさん(32)、アズィゼ・タプマズさん(28)、その娘のゼラルちゃん(3)、マフスン・チャンカヤちゃん(11)、ナジイェ・ギュネシさん(31)が死亡した。怪我をしながらも助けられた4人は、ミドヤト国立病院で治療を受けている。ハサン・ドゥルエル・マルディン県知事とファーティフ・アクカヤ・ミドヤト郡知事は現場を訪れ、救出活動を見守った。遺体が運び出されると村人たちは涙にくれた。また、精神状態が不安定になった一部の村人には救助隊から鎮静剤が配られた。ドゥルエル知事によると、怪我人の一人は応急措置を受けた後、ディヤルバクルの病院へ運ばれたという。知事は「亡くなった6人のうち、5人は女性であった。死亡原因は、5人は土砂の下敷きになったため、1人の女性は心臓発作によるものとされている。救助隊による活動は、夕方に終了した」と述べた。

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( 翻訳者:湯澤芙美 )
( 記事ID:20582 )